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2004/12/21(火)
Pre-Christmas Party
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それでは日曜日のこと。
クリスマスの日にイトコ君が働いていてみんなで集まれないので、日曜日に代わりのクリスマスの集まりがおばさんの家であった。昔シドニーにいたころはクリスマスの日はおばあちゃんの家に集まることになっていたけれど、実はこのおばさん夫婦とおばあちゃん(おじさんの母)はただいま絶交状態。口も聞きません。まぁいろいろ理由があって旦那と私もおじさん夫婦の言い分のほうが合っていると思うのと、おばあちゃんはほとんど英語が話せないので遊びに行っても会話に困りとても面白くないので、シドニーに帰ってきてからはまだ一度もおばあちゃんには会ったことがなくて(まぁそのほとんどの期間おばあちゃんが海外に行っていたというのもあるけど)、いつもおじさんの家族とつるんでいた。絶交は今年だったので、今回が初めてのおばあちゃん抜きのクリスマス。
かといって別に実の孫である私の旦那はおばあちゃんと絶交しているわけでもないしする理由もないので、きっとクリスマスはいつものようにうちに来いと言われるのではないかと思われるけど、それを彼女の英語力でどう誘うのかは不明。今のところまだ誘いの電話は来ていない。誘われても長居はしたくないので、きっとコーヒー飲んで帰るだけになりそうな予感・・・。なんか実のおばあちゃんにそんなかわいそうなことを・・・と思うかもしれないが、ほんま何十年もオーストラリアにいるねんから、英語くらいしゃべれない彼女が悪いんよね。今まではおばさん夫婦が通訳をしてくれてたから間が持ったけど、彼ら抜きではほんま無言で笑いあうのみ・・・。
そんなわけでおばさんの家に着くとそとは猛暑なので家は締め切っていて薄暗く、クーラーがかかっていた。玄関の右側には私の背丈ほどある大きなクリスマスツリーが暗闇の中でキラキラと豆電球を輝かせていた。実は我が家にはまだクリスマスツリーがない。どうせあってもデゴ男にぐちゃぐちゃにされるだけなので。その美しいツリーを見て、家に入るなりデゴ男号泣。もぅ最近なんでも見知らぬものは怖くてすぐ泣くから困ったものだ。電気をつけてもらって抱っこで近くに行ってもうぇ〜んとそっぽ向いて泣き続ける。もうそれで機嫌を損ねてしまったので、何をしてもグズグズと機嫌が悪い。これは大変な午後になりそうだ・・・。
そこでおばさんが飼っているインコを発見。鳥大好きなデゴ男は「ほら、フレディーやで。かわいいなー」と見せるといっきに元気に。かごに指を突っ込んでみたりおおはしゃぎ。目を見開いて鼻の下を伸ばし口を「う」の形にして指を指して私たちに「すごいもん見つけた」と訴えに来る。最近この顔がデゴ男のブームらしい。今朝ご飯食べてるときも何もいない部屋の片隅を指差してこの顔でまるで何かいるかのように興奮して訴えてきた。霊感あるんか!?。ちょっと怖いぞ・・・。すぐにインコの名前も覚えたらしく「フレディーどこ?」と聞くとすぐに指差して教えてくれるし、しまいには私の言った後でフレディーと言えてしまう始末。鳥への情熱はすごいものだ。
こんな感じで晩御飯を作ったり食器やらを洗ったりしながら、うだうだとおしゃべりしたりカクテルを飲んだりして午後を過ごした。おばさんのうちには小さなプールがあって、おばさんはそれが大好きで、プールに入った日に水が何度だったかとか、おじさんも一緒に入ったかとかなどを書いておくくらいの入れ込みよう。この日は37度くらいあって格好のプール日和。旦那とデゴ男はさっそく着替えておじさん夫婦とプールに入ったとたん夕立。私とイトコちゃんは「雨ならいいよー」って言っててんけど結局旦那に強制されて夕立が過ぎた後に水に入った。やっぱり暑かったせいで水は温かい。28度もあった。道理で今回はデゴ男も泣かなかったわけだ。セントラル・コーストのホテルで入ったときは号泣してたからなぁ。
いつもデゴ男は夜の8時半くらいに寝るねんけど、プールなんか入ってゆっくりしてるから晩御飯を食べ始めたのがそのくらいの時間。デゴ男はおなかへってうるさかったからその大分前に食べさせてたのでよかったけど、デザートでコーヒー飲んでる間一緒に椅子に座っててもう目がいってました。白目になったーっと思ったらガクン、それの繰り返し。プールでしこたま遊んだし午後の昼寝もしてなかったから相当疲れていたのだろう。帰りの車の中で寝てしまい家に帰ってもお風呂にもいれずそのままベッドへ。ベッドの中でオムツとパジャマを替えたんやけど、ちっともおきなかった。すごい・・・。
今まで旦那家族では絶対やったことがなかったプレゼント交換がこの日にあって、何ももって行かなかった私たちはあせった(汗)。だから今から本番のクリスマスの日にまた集まるので、そのときのために何か買いに行く予定。何を買おうか・・・。デゴ男が一番たくさんもらってたけど、なぜか来年しか着られないような服ばかり。早く大きくなれよー。
去年まではいつもパースで旦那と二人だけ、もしくはデゴ男との三人だけのクリスマスで、いつもの週末と変わらないような感じやった。それも楽でよかったけど、やっぱりシドニーに帰ってきてこうやってたくさんの人と一緒にすごせるのもいいもんだと思った。やっぱり正解なのだと思う、シドニーへの引越し。
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