★ DEGOTCHI'S DIARY ★
シドニー発、ドタバタ育児日記不定期更新!
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2005/12/28(水) 猛暑のシドニー
今日は暑い!!。ただいま夜9時過ぎやけれども、外はちっとも涼しくなくて、下のリビングではクーラーが4時から付けっ放しになっている。それに明日から正月過ぎまでずっとこんな暑さが続くらしくてゾッとする・・・。私は暑さにはめちゃくちゃ弱いので、こんなことなら極寒の日本にいてたほうがどんなにましか・・・。

ところでクリスマス、皆さんどう過ごされましたか?。今年はデゴ男にとって初めてクリスマスを意識したクリスマスであった。今までは「何でこの日にいきなりプレゼントもらえるねん??」って感じだけやったと思うけれど、今年はクリスマスともサンタとも言えるし、プレゼントも言えてそれがどういうものなのかもしっかり理解していました(笑)。でもクリスマスが何の日なのかはわかってないし、私たちは別に無宗教なので別に詳しく教えることもないだろうと思う。

こっちではクリスマス前からクリスマスツリーの下にプレゼントをおいておく習慣があるそうだ。でも何日も前からプレゼントをおいておくと、当日以前に絶対開けられてしまうので、直前まで物置に隠しておいた。旦那は子供のとき振ったり触ったりして中身が何か探り当てたりしていたそう。でもあるとしどうしても我慢できなくてクリスマス前に開けたらそれがばれて、「お前にはもうプレゼントはやらん!!」と大変なことになったらしい。でも両親はやっぱり当日になるとくれたらしいが・・・。旦那は子供の頃相当のイタズラ好きというか悪ガキと言うか(笑)だったらしく、よくそうやって怒られたときのことを話してくれる。

朝プレゼントを開け、それから旦那の両親のお墓参りに行き、旦那のおじさんの所にご飯を食べに行った。着いたのは1時ごろ。それから私は急ピッチでシャンパン2杯半ぐらいを飲み干し、5時ごろの夕飯になると赤ワインを2杯。普段は夕飯の晩酌にワインをグラス一杯くらいなので結構飲んだことになるけれど、こんなの学生時代の「酒豪」と呼ばれた頃に比べたらまだ前菜みたいなもの(笑)。

ちなみに別にそんなに強くはなかったけれど、私は酔っ払っても全く顔に出ず、でも頭の中は崩壊状態になってしまい、機嫌がやたらといいので、周りからもっと飲め飲めと言われるがままに飲んでしまっていたので酒豪と呼ばれた。でも旦那と付き合って間もない頃、ワイン一本以上を飲み吐いてからは加減するようになったのだった。(ちなみにそのゲロを掃除してくれたのも旦那だった。なかなかいい奴やん、笑)

話を戻し、10時過ぎ、やっと今度は叔父さん家族を交えたプレゼント交換が始まった。こんな遅くまで頑張って起きていたデゴ男はもっとプレゼントをもらっていた。私はこの頃になるとものすごい頭痛に悩まされ、食べすぎで腹もはちきれそうになっていた。11時前におじさんの家に出る頃はもう吐きそう・・・。スーパーの袋を何枚かもらい、これから病院で勤務しているイトコ君のシフトが始まるので送っていく途中、もう限界でゼーゼーいいながら吐き気と戦っていた。10分くらい先の病院に着く頃にはもう体中、目の玉までがしびれてきて死ぬかと思った。こんなしんどいのは生まれてはじめてかも・・・。

病院でイトコ君を降ろすと同時に私は救急病棟のトイレにダッシュ。しばらく格闘したけれど吐かずに車に戻り、家についてすぐに寝た。で、次の日起きたらケロッとしていた。あれはなんだったんだ??。二日酔い??でもそんな二日酔いって飲み終わって2時間後くらいにやってくるものなのだろうか?。とにかく気分最悪のクリスマスでした。

今クソ暑いのに、バスタオルを首から巻きつけて、髪の毛を染めている。PCがある部屋にはクーラーがなく、しかも暑さがこもる二階の部屋。暑い・・・。今まで白髪は一本一本見つけるたびに抜いていたので、いったい全体的にどんな量があるのか知らなかったけれど、染めて、また生えてきたところの白髪を見ていると、ものすごい量で悲しくなる。幸運にも分け目の辺りにはあまりないのだけれど、なぜか一定の場所に30本くらいグワッとある。本当にイヤになるよ・・・。

2005/12/23(金) 決定ぃぃ〜
日本の帰国時期が決定。チケットももう取ったし。
結局3日の延長は猛反対にあい却下されました(涙)。結局出発を遅らせ、もともと考えていた滞在期間と同じにすると言うことでお互い納得しました。3週間と一日の滞在。

もう楽しみで楽しみで、今から何を持っていこうと考えている。デゴ男にも「飛行機もうすぐ乗るねんな〜」と言うと、「飛行機、sky、ひゅぅぅ〜、ジジ!」とか言ってます。そのあと「ドナルド、ダグラス(トーマスの中のキャラクター)、買って」ととんでもないことを言ってますが・・・。もうすっかりデゴ男のヒモと化しているジジ・・・。(ジジ、買わないでください。デゴ男はもう腐るほど電車を持ちすぎているので。)

結局帰りは空港から自力で帰ってこないといけないことに。タクシーだと$70位する。シャトルバスだと$60。高いわ・・・。日本から帰ってくるときは荷物がものすごいはずなんで、すごく大変なことになりそうな予感・・・。

さて話は変わり、クリスマスプレゼントのこと。うちは何の宗教も信じていないんやけれど、クリスマスは旦那のおじさんのお家に行ってご飯をよばれることになっている。去年から、今まで一度もやったことがなかったプレゼント交換が始まってしまい、去年は驚き大慌てでプレゼントを買った。今年はもうちゃんと用意している。

でもどうしてかデゴ男のプレゼントが寂しかった。旦那はいつも私に「デゴ男はいっぱいおもちゃを持ちすぎている。歩くところもないくらいあるではないか。僕が子供の頃はこんなにおもちゃは持っていなかった。もうしょっちゅう買い与えるのはやめよう」というので、今年は私が適当におままごとセットとか(安いの。旦那は「男の子なのに!」といやな顔をしていたけれど、プレイグループとかでいつも楽しそうに皆に料理をしてあげているんよね、デゴ男って)、Ebay(オークションサイト)で買った中古のトーマスのパズルとかしかかってなくて、旦那が「なんかそれもかわいそうだ」ということで、今日仕事の昼休み中に何か旦那が選んできなさい、と買いに行かせた。

さっき電話がかかってきて「いろいろ買ったぞ〜。もしデゴッチも買い物に行ってて、ダブルといかんから教えよう」と何を買ったか教えてもらった。なんかデカイトラクターとか消防車、シンプソンズのホーマー(デゴ男大好き)の大きなぬいぐるみとか、しかももっとトーマスのキャラクターまで・・・。

あんたがもう買うなって言ったのに、何でそんなデカイおもちゃばかり買ってくるの??。特にもうトーマスはありすぎるからいらないって釘をさしておいたのに・・・。まったく・・・。

でもクリスマスの日、デゴ男はすごく喜ぶやろうなぁ〜。なんか包装紙開けるだけで半日かかりそう・・・。

下の写真はインドアの遊び場に行ったときに撮ったもの、ボールプールの中にジャンプするのが大好きなのです。

2005/12/17(土) だいきすぃ〜〜
デゴ男の会話能力はぐんぐん伸びてきていて、そんなんどこで覚えたんや??と言うようなことや、私が大分前に言ったようなことを、突然口にしたりするから驚かされる。最近も

私「デゴ男、朝ごはん何食べる?」
デゴ男「えっとな〜、ぶどうパン!」

えっとな〜って関西弁!!私の口癖!?。でもこんな感じで普通に会話が出来てしまう。2年以上も必死で教科書と戦いながら日本語を勉強した旦那はもうすっかり追い越されてしまい(っていうか旦那は全くと言っていいほど喋れません。テストは受かったやろうけれど、頭に入ってないので、テスト終わったら忘れてしまう)、デゴ男のいっている日本語のほとんどが???なのであった。でも今日「デゴ男の日本語の会話能力はすごいよな。でも読み書きは俺の勝ちやけど」と威張っていた(苦笑)。そういう旦那もひらがなくらいしかよめへんくせに・・・。漢字は絶対すべて忘れているはず。

もうひとつ最近気に入っているデゴ男語は「だいきすぃ」。実はこれ「大好き」。ちゃんと言えへんねん。

私「デゴ男、マミーデゴ男が大好きやで♪」
デゴ男「マミー、だいきすぃ♪」
私「ちゃうちゃう、大好き!」
デゴ男「No! だいきすぃ!!」

って感じで頑としても聞かない。でも

私「デゴ男、マミーのことだいきすぃ?」、と聞くと、
デゴ男「No,マミー、だ.い.き.すぃ!」 と正される。っていうか正して経んけど(苦笑)。

話は変わって、日本帰国のことを真剣に考えている。やっぱり去年と同じ1月末から3週間帰る予定。それって1ヶ月先やん、もうすぐやん!。昨日くらいから必死でチケットをネットで見ている。香港経由なら2月の終わりのほうから安いのがあるようなんやけれど、飛行機に乗っている時間が片道で5時間以上も直行に比べて長いから、やっぱり直行便で帰ることにした。空港の乗り継ぎの時間が少しあるくらいなら、デゴ男を走り回らせればいいけれど、飛行機の中は走り回らせるわけには行かないので、お互いストレスがたまりそう。でも直行便が出てるだけましやんな。パースから関空は経由しかないし・・・。

直行便は行きは空席があるようなんやけど、どうしても帰り乗ろうと思っている日が満席のよう。その前の一週間も満席。何でなんや??。何か2月はいきなりシドニー旅行がブームになる予定なんか??。旦那はデゴ男と離れているのがイヤで一日でも早く帰ってきて欲しいので、延長なんかになったら悲しみでつぶれてしまうかも・・・。でも3日延ばせば空きがあるのよね〜。私は3日日本に長くいられて一石二鳥やけど・・・。

もうひとつは行きをカンタス(と言ってもJALとコードシェア便やから飛行機はいっしょ)で、帰りをカンタスの子会社のオーストラリア航空でケアンズ経由で帰る。それなら帰りたい日にも空きがある。JALでも帰りはどうせブリスベン経由やからかわらんのやけど。でもこっちのほうが高いのよね〜。

さ、どうするか・・・。3日間延長、JALでと旦那に提案したいけれど、また「君は旦那とそんなに離れていて寂しくないのか!?」とか言われそう。そこで思わず本音の「YES」なんて言おうもんなら大変なことになるなぁ(笑)。

2005/12/15(木) クルクル、キラキラ
昨日はうちの近所に最近オープンした回転すしを食べに行ってきた。オープン記念価格、全皿$2.50!!。日本の一皿100円に慣れている人はこの倍くらいの値段を見て「高!!」と思うでしょうね。

旦那が仕事から帰ってきてすぐ、6時半ごろに行ったのに、もう店内満員。待っている間に旦那は「あの人がもう食べ終わるな。」「後から来た人を座らせたりされたらどうしよう。」とカリカリしていた。それほどすしが好きな旦那。

旦那は生の魚やイカ、エビなどの握りしか食べない。普通は一皿に同じねたが二つづつ乗っているけれど、ここはなぜかひとつづつ違うものが乗っていた。旦那の好きなサーモンの横にはなぜか赤い海草の軍艦が。仕方なくいったい何かわからずに食べていた。私は旦那が嫌いな海草だと分かっていたけれど、黙っていた(苦笑)。

デゴ男はきゅうり巻きやらかんぴょう巻きなどの細い巻きすし専門。それとか卵の卵だけとか(笑)。でもしきりに筋子の軍艦を欲しがったのでとってやった。一口食べて「ぐえぇ〜」と吐き出してしまった・・・。なのにその後もしきりに筋子を指差し「これ〜これ〜」とうるさい。あの赤が気になるんやろうねぇ。

でも一番デゴ男のお気に入りはフタ。こっちの回転すしには一皿ずつ透明のプラスチックのふたがかぶさっている。それを集めて重ねるのに必死だったデゴ男。もう食べたくないくせに、前を横切るいろんなすしを指差し「これとって〜」と言っていた。

一皿の値段が均一で安いので行ってみたんやけれど、旦那が「どうせ安いし・・・」と食べ過ぎ、結局ものすごい金額になってしまった。旦那一人で17皿、私はデゴ男と分け合って10皿。すごい量。でも旦那が日本で樹立した19皿の記録はまだ塗り替えられていないのであった。でもオーストラリアの値段で塗り替えられると金銭的に困るのだが・・・。

帰りに家の近所に家中まめ電気で飾っているところを見に行った。デゴ男にどう説明したらいいのかわからなかったので「キラキラのおうちを見に行こう」と言った。普段暗いときには外に出なく、「外暗い」とちょっと怖がりのデゴ男。旦那がわざわざそのギラギラ光る家の少し手前で車を止め、歩くことにした。

だんだん光が見えてくると、はじめは「暗い、怖い・・・」と言っていたデゴ男も「あっ!」と指差し小走りになった。その家は前庭の植木すべてにカラフルな豆電球を張り巡らせ、小さな電光サンタや首を振る電球トナカイなどいろんなイルミネーションが施されていた。

オーストラリアにはこうやって毎年クリスマス近くになると家中飾って子供たちを(自分達を?)楽しませる家がちらほら出てくる。テレビなどで紹介されるような家はもう光の洪水!。電気代だけでもすごいだろうに・・・。昨日見に行った家はそういうテレビで紹介されている家に比べてよっぽど質素だったが、デゴ男は大満足。「もっとキラキラおうち!」と走り回っていた。

2005/12/11(日) ザッパーン!
今日は旦那のイトコ君と4人でプールに行ってきた。以前プールに行ったとき、デゴ男はすごく怖そうであまり楽しそうには見えなかったけれど、最近噴水にはまったりしてだんだん水に慣れてきたのか(?)、「泳ぎに行く?。ウォーターで遊ぶ?」と聞くとうんと答えたので行ってみることに。

今回は浮き輪を持っていったのでそれに捕まったデゴ男大喜び。ずっとデゴ男を持ち上げていなくてもいいので、私たち大人も楽でした。「ザッパーン!」と言って楽しそうに浮かんでいました。また行こうと思う。

話は変わって、2週間くらい前から旦那は転勤しまして、新しい職場で働いている。なんだか来週からは自分だけのオフィスまでもらえるというえらい出世振りで、本人も私も驚いている。窓からオペラハウスは見えるのかと聞いたら窓がないらしい。じゃあぜんぜんアカンやん(笑)。次昇進したら窓付きのオフィスを要求しなアカンな(笑)。

前の職場は家から車で通勤していて20分ほどしかかからなくてとても便利やった。車通勤やから、家を出るのが少し遅くってもかまわないし、帰りの電車の時間も気にしなくてすむ。

でも今度の職場はシティー。うちから駅まではとてもじゃないけれど歩ける距離ではないので、毎朝早く出て行って駅の周辺の路上に駐車して、40分くらいかけて電車で通勤。シティーの駅についてからも10分ほど歩かなければいけない。おかげで出るのは早いし帰るのも遅い。

私は考えもしなかったけれど、シティーに勤めてて一番旦那が気にしているのはテロ。もしオーストラリアが狙われるならやっぱり標的は一番の大都市のシドニーやろうし、きっとシティーの中心部に爆弾が爆発するのではないかと本気で心配している。

この前上司とランチを食べにオフィスが入っているビルを出たら、そのまん前の道路を渡った所に、一人のヒジャブ(イスラム教徒の女の人がかぶっているスカーフ)をつけた一人の女性が、小雨が振る中、傘もささずに、別に何の変哲もない旦那のオフィスのビルの写真を撮っていたそうな。

もしかしてイスラム教のテログループのテロの下見か!?。二人は震え上がり、上司はビルの警備の人に報告し、旦那は政府がやっている「もし何かおかしなことを見かけたら、どんな小さなことでも報告しましょう」というテロ予防のホットラインのようなものに電話をしていた。

私は「そんなん考えすぎやでー。ただイスラム教の人が写真撮ってただけでそんな風に結びつけるのは、差別以外の何者でもない!!」と非難すると「ではお前は俺が爆発が起きて死んでもなんともないのか!?」と怒り出すし・・・。

まぁ小雨の中傘も無しで写真を撮っているとか、何の変哲もないオフィスビルをとっているとか、ちょっとおかしなところはあるけれど・・・。でももしかしたら彼女は建築家か建築学を勉強している人で、何かそのビルが特別だったのかもしれないし、傘さしながらやったら両手を使えないので写真も撮りにくいやろう。

まぁ、何もないことを祈るけれど、世の中たくさんの人が、ほんの一握りの悪いイスラム教のテロリストのおかげで、他の何億人もいるだろう良い普通のイスラム教の人達をそんな悪い目で見るのは許せないなぁと思う。

2005/12/08(木) そして彼女は去って行った・・・
昨日妹を空港に送っていきました。もう昨日はめちゃくちゃ暑くて、夕方5時の時点で気温39.6度でした。そんな熱波のシドニーから今朝妹は冷蔵庫のような大阪に無事着いたそうです。

妹がいた約2週間、本当に楽しかった!。デゴ男がとてもなついてくれて、妹も子供と接する機会は今まであまりなかっただろうに、遊び方がとても上手く、一緒に良く遊んでくれたし、主婦になって1年半ほどだけど、家事を本当に良く手伝ってくれて、めちゃくちゃ助かった。

妹も野菜嫌いの旦那を持つので、お互いにめっちゃ手抜きで安く、旦那達が食べられるジャガイモやら玉ねぎなどの定番野菜を使ったレシピを教えあったりした。そんな妹が作った新しい料理もおいしいとうちの旦那は食べていたので、これからのレパートリーも増えて私はとても助かった。

次は私たちが日本に帰る番。あ〜早く行きたいなぁ〜。でも飛行機にこのウロウロ放浪癖があるパワー炸裂の2歳児と一緒に乗るのはいややなぁ(苦笑)。


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