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2006/03/25(土)
卒業(紘士)
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追いコンと卒業式の写真を現像してきました。 そこに写っているのは、見慣れた軽音部の連中。 いつもの風景、あたりまえの景色。 確かな私の居場所。
いつからか他人と深く付き合うことは避けて生きていた。 人間関係なんて、面倒くさいだけだと考えていた。 暇つぶしの話し相手。それぐらいの関係が心地良かった。 知り合いはそれなりにいた。たまに遊びに出掛けることもあり それはそれで楽しくはあったが、ただそれだけ。 常に一人が当たり前、それが普通で、平気だった。
一人で生きていける。本気で思っていた。
大学生になり、軽音部に入った動機はとても些細。 暇つぶしにでもなればいいか・・・・・・・・ こうして4年間の大学生活、軽音部生活が始まった。
・・・・・・・・・・・・・ここからはとてもじゃないが書き切れない。
多くの人と出逢った。
多くの先輩と後輩達が 自分がどれ程矮小だったかを教えてくれた。 何より素晴らしい同回生達に巡り逢えた。 4年間を一緒に騒いで、遊んで、悩んで、しょうもないことで笑いあった。 こいつらでなければ、こんな楽しい大学生活はきっと送れていない。 心からそう思う。
この4年間で、自分が成長したかなんてわからない。 だけどただ一つ、わかったことがある。
一人で生きていけるというのは嘘だ。
本当にありがとう。俺と出逢ってくれて。
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