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2005/05/20(金)
生きる!
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写真は我が家の愛犬マスタッシュ 犬種シーズー♂9歳 性格 きまじめ、子煩悩、女好き
我が家には同じ犬種のシーズー ♂3匹♀4匹が居る。 一時ブリーダーの真似事をしようとしたが、どうしても子犬に情が移り、 ペットショップに渡せず、知り合いの伝のみで分けていたので、 何匹か生まれた内の貰い手の無いまま手放せず成犬になりこの数になってしまった。
同じシーズーといっても容姿も性格もまるでバラバラである。 一般的には温厚、明るくお茶目となっているが間違いではないが、 飼う家庭環境でかなり個体差というか性格も違ってくる。
写真のマスタッシュ、家族の間ではマス、マス君、などと呼ばれている。 きまじめで、ボスになりたくて、子煩悩 牝犬が子犬を出産して一月もすると育児疲れでお乳をやる時意外は子供をほったらかしている。 どんなにピーピー泣こうが知らん顔。 こうなると、マスの出番である。自分の懐へ子犬を入れ、泣く子犬の 順番に舐め、子犬の排便の世話までして自分の食事の時、呼べば来るが 子犬が泣けば一目散に戻り、食事も我慢している。 母犬は食事に夢中である。(私を見ているようである、もちろんマス)
そんなマスタッシュであるが 一昨年の夏、お尻と太ももの間に小さなしこりが出来た。 獣医さんに聞くと「加齢を重ねた成犬には良くできる脂肪の塊」というので 一安心して様子を見ることに ところがである秋には徐々に膨らみ外見からもわかる様になり、 獣医さんに「脂肪の塊ではなくヘルニアじゃないですか?」と私。 じゃー検査して見ましょう」と連れて行きいろいろ検査して 結果が出ると、なんと骨肉腫、犬の事ながら愕然としてしまった。 犬の加齢は人の4倍である、つまりこういう病気の進行も4倍。 夏から3ヶ月人で言う1年、あと持って3ヶ月と」 言葉が無かった、一番可愛がっていた妻の顔を見るのが辛い ただじっと下を向きじっとこらえて唇を噛んでいました。 5/20日の書き込み
この時から必死の戦いが始まりました。 「もっと早く見つけて適切な処置をしてやっていれば」と 悔恨の思いを引きずりながら
この時症状は私の手のひらで作る、水を汲む時のお椀ぐらいでしたが 加速度的に大きくなっていきました。 その歳の暮れ頃にはソフトボールか小さめのメロンを半分に切って くっつけたぐらいの大きさになりました。 今、思えばこの時の大きさがピークでした。
薬は獣医さんから「抗癌剤は延命の効果はあるが、副作用が ひどく毛が抜け落ちたり、痛みがひどく見ていられないでしょう」と 言われたので使わず、俗に言う民間治療薬の代替薬で行く事に決めました。 「アガリスク」「フコイダン」「鮫肝油」効くと思われるもの必死で与え続けています。
「持って3ヶ月」の冬を乗り切り マスタッシュ自身もお尻の大きなこぶにも慣れたのか動き回れるようになり 妻も「絶対、良くなっている!」「絶対、直る」と 獣医さんに定期健診に連れて行くと 「・・・一時の小康状態です。」、、肩を落として帰り 「もう、獣医さんに連れて行かない」と半べそ 5/21日の書き込み
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