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2005/07/19(火)
生きる!終章
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7月18日、とうとうその日はやって来てしまいました。
我が家で生まれて8年半。 性格は人間で言ったら生真面目でチョット不器用。 子煩悩で怒りっぽい。 そんな我が家の家族、愛犬マスタッシュ。
2年半の癌との闘い。 良くぞ戦い抜きました。犬なのにでは無く 犬だから耐えられたかもしれない。 間際の腫瘍の傷はすさまじく、人の手で覆いきれないほどの 大きさになった傷口、骨まで見えていました。
私たち家族に安楽死を選ぶ“勇気”??はありませんでした。 マスタッシュには、最後まで戦う姿を見せて欲しかった。 歩く事もできなくなっても 最後まで、用便は人の手を借りてでも、外でしようと 立ち上がり外へ連れて行けと催促しました。 周りを汚すまいと最後の最後まで気を使っていました。
一月半前に生まれた子犬も、おぼつかないながら走り回る大きさに なり、他の犬の所へ行くとうるさがられて「ウ”−」と 脅かされては、何も怒らないマスタッシュの所へ 逃げ込んでいました。逃げ込んできた子犬をかばい、 舐めてあやし最後まで子煩悩でした。
朝方病気ながらも、いつもと様子が違うので 獣医さんの所へ連れて行こうとして車に乗せたところで 吐き気で嘔吐し、 その時の想像ですが吐いたものが気管支に入り、元気なら 咳き込むか痰を吐くように吐き出せると思いますが その体力も無く逝ってしまいました。
妻の必死の呼びかにも戻ってきませんでした。
「本当に良く頑張りました」 ボスで居続けようと頑張り過ぎたけど、 「もう、のんびりしていいよ!」
この日が近い事は感じていましたが でも辛いです、 マスタッシュ、わが家で数いる犬の一匹ですが それぞれ特別な一匹ずつです。
天国から我が家の家族とマスタッシュの犬家族を いつまでも 見守って下さい。!
Fin
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