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2006/05/26(金)
どす黒い暗雲の向こうにも光なんて存在してるはずなくて
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「顔色、よくないね」 「睡眠不足。」 「勉強?」 「…まぁ。」
違うんだ、本当は
「いいな、綺羅は頭よくて」 「そんなことないよ?」 「神様も不平等だよねぇ」 「平等だよぉ」
当たり前じゃない
「綺羅、大好きー☆彡」 「私も」
胸の奥で息がつまった瞬間
日常が日常に思えない 私が私じゃなくなった
苦しくてわがままでつらくて泣きたくて叫びたくて むしろ心なんかない方がよかったのかな
涙なんてもう出ない 叫ぶ気力もないから
「どうした?」 「…何が?」 「…泣きたそうな気がした」 「そんなこと…「ないわけねーだろ。」 「………なんでわかったのよ。」 「カン笑」 「外れてたらどうする気だったの?」 「無理矢理泣かす笑」 「フフッ…適わないなぁ、やっぱり」 「泣く?」 「アンタが私の我慢の枷外したんだから責任とりなさいよ」 「威勢のいいオヒメサマだな」 「人の感情勝手に動かす、図々しいオウジサマだわ」 「…………俺は好きだから」 「〜〜〜〜ッ。図星当てるなぁ…っ」
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