MIRAIのエジプト日記
カイロに暮らすメンバーの日記です。

ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年10月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2006/03/06 ブログにお引越し
2006/02/26 鳥インフルエンザ
2006/02/04 国際ブックフェアー
2006/01/30 久々の衣装屋
2006/01/12 魚が消える日

直接移動: 20063 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 月 

2004/10/11(月)
目玉のお守りと言うと、古代エジプトの時代にも「ホルスの目」と言うのがありました。現在の邪視の考え方はアラブ世界から来たものの様なのですが古代エジプト人も同じような考え方をしていました。
古代の壁画などを見るとアイラインをはっきりと描く独特の化粧法を施していますがこれは女性だけではなく男性もおこなっていました。アイラインを引く理由は2つあって、1つにはこの邪視除け、もう一つは眼病の予防です。ハエが目にたかって眼病になりやすいのです。ナポレオンがエジプトに遠征に来たとき、彼の兵士たちも眼病で苦しんだのだそうです。
ホルスの目とは神話が基になっています。隼の頭を持ったホルス神が目をえぐられてその後、新しい目を再生して戻って来るというお話があります。この新しい目が大変に力強い目とされ魔除けの意味がありました。今でも田舎にいくと船に目の模様が描かれているのを目にすることができます。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.