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2004/10/05(火)
コプト
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現在も約10%の方がキリスト教徒なのですがエジプトのキリスト教徒はコプトと呼ばれる宗派の人がほとんどです。 西洋世界ではローマ帝国が分裂したりと中世はかなりごちゃごちゃと宗教戦争をやっていましたが451年にカルケドンの公会議が開かれると、キリスト単性説を信じる人たちは異端であると決められてしまいます。エジプトのクリスチャンは単性説を信じていたのですが異端とされてからはコプト教と言う独自の道を歩むようになります。このころから同じキリスト教同士でありながら両性説を信じる人が単性説を信じる人たちを迫害していく時代になっていくのです。迫害を恐れた人々は人が住みつけないような荒涼とした地に逃げ、そこで暮らすようになります。 トルコに行くとカッパドキアと言う奇岩があるところがありますがあそこもキリスト教徒が隠れてすんでいたところですね。私はトルコはまだ行ったことがありませんが信仰の力とはすごいものだなあと感心します。エジプトにも修道院がありますが砂漠の中にあったりと生活がとても大変そうなところに建っているものも多くあります。
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