MIRAIのエジプト日記
カイロに暮らすメンバーの日記です。

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2004/10/06(水) 古代とのつながり
「コプト」と言う言葉は実は古代エジプト語が起源になっています。
現在メンフィスと呼ばれるところにはかつて、プタハ神を祭る大きな神殿がありました。当時の言葉でこの神殿のことをヘト・カー・プタハ(プタハの家)と呼んでいました。この言葉が後にギリシア人が入ってきたときに「アイギュプトス」に変化してさらに「エジプト」と「コプト」と言う2つの言葉に変化していきました。本来はこのコプトと言う言葉はエジプトを表わす言葉だったのですが「エジプト人(コプト人)=キリスト教徒」と言う時代があり、そこからエジプトのキリスト教徒をコプトと呼ぶようになっていきました。
このコプトの人たちはコプト語と呼ばれる公用語のアラビア語とは異なる言語を持っていますが日常的にはアラビア語を話しています。儀式の時などにコプト語を使いますがこのコプト後は古代エジプト文字のヒエログリフが最終的に変化した言葉であると言われています。
現在のエジプトはイスラーム文化の国ですし、イスラームと言えば7世紀に入ってきた文化です。そのことから古代エジプトと現代エジプトはまったくつながりがないと思ってしまいがちですが実はいろんなところに古代からのつながりを見ることができます。


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