MIRAIのエジプト日記
カイロに暮らすメンバーの日記です。

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2004/09/29(水) ディナークルーズ
エジプトでベリーダンスを見る場合、旅行者が利用しやすいのがディナークルーズです。大体2時間くらいの行程で、船によりますがベリーダンスが2回、バンド演奏と歌、タンヌーラと呼ばれるグルグル回る宗教的な男性の踊りが行われます。ダンサーによってはお客をステージに引っ張って躍らせる人もいますがバンド演奏と歌のときの方がディスコタイムみたいな感じで踊れます。
その他には5つ星のホテルのレストランなどでも見ることができますがこういった所では、本格的なダンスが始まるのが真夜中ということもあってなかなか利用しずらいです。
エジプトでは去年から、エジプト人ダンサー以外は公の場では踊れなくなりましたが実は外国人も何人か踊っているようです。私はまだ見ていませんがやはりアラブ圏以外の人だとその国の踊りっぽくなってしまうようです。例えばブラジル人だとサンバっぽいとか…。
知らない人が見るとそれなりに見えるようですがやはりエジプト人の目から見ると、とてもベリーダンスには見えないのだそうです。ちなみにこういったディナークルーズ船ではダンサーとの契約は2〜3ヶ月おきに更新しているそうで、時々行くと人が変わっています。

2004/09/28(火) 渋滞
エジプトの道を走っている車を見ていると、よくもまあこんな車が走ってるなあと思う程、古めかしい車もあります。一応車検はあるのですが基準が甘いのでしょうね。3年に一度で1回に大体300ポンド(日本円で6000円弱)くらいかかるのだそうです。
見るからに壊れそうな車もあり、それだけによくエンストしてしまいます。ただでさえ車が多く、しかも車線を無視してひしめき合うように走っているところにエンストした車があると、その車が障害物となって、あっという間に渋滞してしまいます。
タクシーも例外ではなく、あともう少しで目的地、といったところでエンストしてしまったり、乗ったとたんに止まってしまい他の車を拾わなくてはならないといったこともあります。
ですので、どこかに行くときは不測の事態に備え、時間に余裕をもって家を出る必要があります。

2004/09/26(日) エジプトブーム
エジプトは観光大国です。相当古くから観光客が訪れています。日本人も沢山訪れていますがやはり場所が近いせいもあってヨーロッパの人が多いです。特にイタリア・スペインの人が目立ちます。特に今、ヨーロッパの方ではエジプトブームが起きているそうでホテルも飛行機(国内線)もいっぱいで取れないこともあるようです。
あとはここ何年か中国・韓国からの旅行者も増えています。同じアジア人の中でも中国・韓国・日本人の顔立ちはよく似ているのでよく間違われます。しかし、後姿からでも的確に言い当てられることもあって驚くこともあります。どこで見分けているのか聞いてみると服装、それから体型などで判断をつけているのだそうです。
しかしジャッキーチェンは日本人だと思っている人も多く、日本人ではないことを教えると意外そうな顔をされることもしばしばです。

2004/09/22(水) 大人なのに…。
今日、いつもと違うスーパーに行ってきました。
そこは主に食料品を扱っているお店なのですがほとんどのものが安く買えるので現地の人にも人気があるらしく、大変込み合っていました。
こう込み合っていると当然レジにも人が並び、待ち時間が長くなってしまいます。
疲れたな〜と思いながらなんとなく前に並んでいたエジプト人のお兄さんを見ると、突然、自分のかごの中に入れてあるチョコレートを食べ始めたではありませんか!!
彼のかごの中にはチョコレート菓子が20〜30個くらい入れてあったので、もしや「1個くらい食べても分からないからいいや」とか思っているのかな?とちょっと好奇心にかられ様子を伺ってみました。
さて、問題の彼のレジの番になりました。何のことはない空の袋をレジに通して「食べちゃったんだ・・・」と自己申告。エジプトではこんなこともありなのです。

2004/09/20(月) 登山
さてシナイ山への登山なのですがご来光を拝むためには当然、日の出前に登り始めなくてはいけません。ですので大体ホテルを2:30〜3:00ごろ出発します。まだ夜中なので道は真っ暗。そして登山道には勿論電灯などないので、手元の懐中電灯だけが頼りです。
しかし、さすがは聖なる山。本当に沢山の人が登っているので人々が手にする灯りで意外と困らないです。また、登山道とは言っても舗装されているわけではなく、なんとなく道がある程度なのですが人々が列を成しているので迷うこともありません。
登山にかかる時間は徒歩だと約3時間。途中までらくだに乗ることもでき、約2時間です。その場合らくだが1時間、徒歩1時間くらいになります。なぜらくだで頂上まで行かないのかと言うと、途中から階段になっているからです。この階段が7〜800段程あるので、これだけでもかなりきついです。次の日筋肉痛になるのは必至でしょう。
頂上に着くと今度は日の出まで待たなくてはなりません。標高が高いので想像以上に寒く、真冬の格好でも寒いくらいです。貸し毛布やマットレスもありエジプト人の商魂のたくましさを感じます。
写真は頂上にある三位一体の教会(内部は入れません)の所でご来光を拝む人々です。

2004/09/19(日) 聖地
さて、シナイ半島は欧米では有名なのですがなぜ有名なのかというと、イスラーム・ユダヤ・キリスト教と3つの宗教の聖地だからです。
シャルム シェイクから60kmほど離れた山の中に聖カトリーナ修道院があります。そしてこの修道院はなんとモーセが十戒を授かったという山(シナイ山、アラビア語でガバル・ムーサ=モーセ山)の麓にあるのです。
預言者モーセのお話は「十戒」や「プリンス・オブ・エジプト」等の映画にもなっているのでなじみがあると思いますが、彼は旧約聖書の世界(つまりユダヤ教徒・キリスト教徒)だけの人ではなく、上に挙げた3つの宗教のすべてが彼のことを預言者として考えています。
このモーセが十戒を授かった聖なる山には巡礼者が絶えず、ご来光を拝みに人々が集まります。
標高2285m。私も山登りをしてきましたが続きはまた明日。
写真は日の出直後の、山頂から見た周りの山々です。

2004/09/18(土) エジプトのアジア
よくトルコが文明の十字路などと銘打たれて紹介されているのを目にします。トルコがヨーロッパとアジアを結ぶところにあるからなのですが実はエジプトもアジアと繋がっています。
この紅海のリゾート地はシナイ半島にあるのですがシナイ半島は意外と忘れがちですがアジア大陸なのです。
シナイ半島は歴史的にも非常に重要な場所、そして聖地でもあります。1973年に行われた第4次中東戦争のときにイスラエルからこの土地を返してもらい、それ以来エジプトの領土となっています。
実は私が始めてエジプトに旅行に来たときに訪れたのがこのシナイ半島の方でした。今から思えばなんとマイナーな(欧米では有名ですが)ところに来たのだろうと思います。しかしそのおかげで知られざるエジプトの魅力に触れ、今に至るのかもしれません。

2004/09/17(金) Sharm El Sheikh
紅海のリゾート地はシャルム エル シェイク以外にもあります。日本人が行きそうなところではハルガダ・ダハブ・ヌエバなどです。しかしなんと言ってもシャルムが1番有名かつ高級(?!)。
エジプトの他の都市と比べるとしっかり観光客価格になっているのですが仕方のないことだと思います。日本でも海の家などで売っているものは高いですからね。
しかし高いとは言ってもここはエジプト。日本に比べるとそれでも安い方です。夕食をかなり豪華に食べでも1人2000円くらいです。そのほかにビールを頼んでも1本4〜500円くらいです。
ダイビングのライセンスを取ることもできます。お値段は大体350US$くらいです。学科も含めて3日間で取ることができるようです。いつか取りたいなと思いつつ、シュノーケルだけでも十分に楽しめるので先送りになってしまっています。
写真はシャルムの海です

2004/09/16(木) リゾート天国エジプト
以前にアレクサンドリアはリゾート地ですよ、というお話を書きましたがその他にもリゾート地があります。アレクサンドリアは地中海ですがもう一つの海、紅海に面するリゾートです。こちらの方が海はずっと綺麗です。
特に有名なのはシャルム エル シェイクというところです。ここには大きな会議場があってアラブ首脳会談などの大きな会談などがよく行われる場所でもあります。しかしなんと言っても海の美しさが素晴らしく、ダイバー憧れの地だとか…。
エジプトはヨーロッパからだと近いのでこのシャルムにはイタリア・スペインなどの人が沢山来ていてまるでどこか違う国にいるかのような雰囲気さえあります。
写真はシャルムではなく行く途中のビーチです。

2004/09/13(月) 旅行会社
エジプトは観光大国だけあって大小様々な旅行会社がそれこそ山のようにあります。中には主に個人旅行者の顧客を狙って、日本人を雇っているところもあり、日本語で航空券などの予約をすることができます。
英語が堪能ではない(人のことは言えないけど)エジプト人もいるので日本語でやり取りができるのは大変助かります。
しかし!日本人とはいえ、長く住むとエジプト化するのかはたまた会社の体質なのか対応はエジプトチックなところがあります。これが日本の旅行会社だったら…とこちらが心配になるような対応のこともしばしば。ここはエジプトなのだからと諦めるか、日本人同士なのだからと怒るべきか、難しいところです。

2004/09/10(金) バスの中の風景
バスは乗る時間や路線によって混み具合が異なるのは日本と同じです。やはり朝や帰宅時は大変込み合います。私はこれらの込み合う時間に乗ることはあまりないのですが先日たまたま朝の通勤の時間にバスに乗りました。
もともとエジプトの人たちは知らない人同士でも、端から見ると昔からの友人同士でもあるかのように仲良くおしゃべりをするのですが朝の通勤バスの中も例外ではありませんでした。
あの込み合うバスの中、日本だったらみんなかシーンとして無表情にしているのに比べると、随分和やかな雰囲気が漂っていたのが印象的でした。
あとは、荷物を持って立っていると、すぐ近くにいる座っている人が荷物を持ってくれたり、いうことも日常的に行われています。お年寄りが乗ってくると誰かがさっと席を譲っているのもよく見かけます。こういった行為がとてもスマートに行われているのを見ると、小さいころから自然に身についていることなのだろうなと感心します。

2004/09/04(土) バス
エジプトの公共の交通機関はかなり安いです。バスは路線によるのですが日本円にすると5〜40円位です。
こういった安さのせいもあって、バスに乗るのは結構好きです。でも、何よりも現地の人たちと同じバスに乗っているという自己満足のほうが大きくて時間があるときは利用しています。
楽しく乗れる時もあるのですが嫌な思いをすることもあります。それは「チカン!!」こういった類のことは世界中どこにでもあるのでしょうね。ただ、こちらのチカンは日本のようにあからさまに触ってこないでかなりさり気ないです。自分もたまにきずいていないような気がします。触る、というより触れるくらいの感じですが、それでもチカンはチカンだし、いい気はしないですよね。
自衛策としては、混んでるときは乗らない。座れるときだけ乗る。などでしょうか?
皆さんもエジプトへいらっしゃるときには注意してくださいね。

2004/09/03(金) イチゴのその後
先日、冷凍イチゴのことを書きましたが思いのほか早く入荷してきました。しかも、なんと種類が増えている!!
同じ量で値段がほんのちょっとだけ違うのですがどちらがいいのか分からないので、とりあえず2種類とも買ってみました。
この、今のイチゴもいつまで売ってるかわからないので早めに買っておかなければ…。
私はあまり利用していませんが野菜や肉、魚などの冷凍食品も結構売っています。やはり良く使われる物が冷凍して売っているのですが日本では珍しいな、と思うものもあります。例えばオクラ、モロヘーヤ、ぶどうの葉などです。食文化の違いが見れて面白いですね。そして春巻きといったなじみのあるものも売っています。

2004/09/01(水) 今日から9月!
ああ、やっと暑い8月が終わって今日から9月ですね。とは言ってもまだまだ暑さが続くのがエジプト。それでもたまたまなのか今日は少し気温が下がってすごしやすいです。
9月といえば夏休みが終わるのが9月の20日ごろ。そして新学期が始まるのも9月です。学校が始まると、ただでさえ込み合っている道路がますます込んで、渋滞が起きやすくなってしまいます。これはスクールバスとか送り迎えをする親の車などが増えるせいです。
学校だけではなく、習い事も親の送迎つきで通っている子供もいます。決して交通機関が発達していないわけではないのですが子供を大事に思う親心なのでしょうね。


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