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2005/10/27(木)
最近の若者
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文学サロンでのお話です。会は先生と翻訳者の対談形式で行なわれ最後に参加者の質疑応答の時間がありました。その質問のときのお話で源氏物語とは直接関係ないのですが、とても印象に残ったことがあります。 質問者に答えてその翻訳者が語った話です(2人ともエジプト人)。 最近の若者は本を読まなくなっている。昔、自分が子供のころはよく本を読んだものだ。お休みの日には父に連れられて古本屋に行くのが楽しみだった。でも、本を読まないからといって今の若者ばかりを責めれもいられない。なぜなら自分のころは本がすごく安かったけど、今はすごく高くなってしまったから。 といったようなお話でした。この話を聞いて私が学生の頃、国語の先生が似たような話をしてくれたことを思い出しました。世界中どこの若者も同じなんだなあと思った一コマでした。 ところでこのお話はどんな質問に対する答えだったかというと・・・「あなたの本は全然売れてないと思うんですけど、どうしてですか?」という翻訳者(日本語を教えています)の生徒さんからの質問でした。すごくストレートな質問内容にもびっくりでした(笑)。
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