MIRAIのエジプト日記
カイロに暮らすメンバーの日記です。

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2005/06/20(月) 太る素
こちらの方たちは基本的に男も女も体格の良い人が多いです。それは縦にも横にも、という意味です。
横に大きくなってしまう原因としては、やはり食生活が上げられると思います。基本的にお料理には油をたっぷり使いますし、また食べる量も大変多いです。こちらにもマクドナルドがありますが、セットで頼むとたいてい「ラージ?」と聞かれます。スモールというのはなくて、一番小さいサイズがミディアムです。そのミディアムも日本のラージくらいの大きさだったりします。子供でもラージサイズを食べてるのを見かけることもあります。
その他は、甘いものも沢山食べることでしょう。「太る素」とも呼べるような恐ろしげなお菓子を発見しました。発見といってもこちらでは一般的なオリエンタル菓子のひとつなのですが、シュークリームの生地みたいなものを揚げて、甘〜いシロップをしみこませたもので「ザラビア」と呼ばれています。食べると外が少し固くなっているので口の中でこの外側が破けて甘いシロップが出てくるという不思議な食べ物です。
今日、無性にこれが食べたくなって買いに走ってしまったのですが、頼める最小の単位が250gという事で大量に食べる羽目になってしまいました。これでベリーダンサー体型に一歩近づいたかも!?

2005/06/19(日) ちなみに…
ネフェルティティとは古代エジプト3大美女の一人です。名前が「やってきた美女」という意味があることから外国人だったという説もありますが定かではありません。
古代エジプト史上唯一宗教改革を行なったアメンへテプ4世(宗教改革後、名前を変えてアクエンアテンになる)の奥様です。当時にしては珍しくこの王は側室などを持たず、二人はとても仲良く暮らしていたのですが、後に仲たがいしたと考えられています。そしてアクエンアテンは自分の娘たちと結婚するように…。その中の一人に、後にツタンカーメンの奥様になったアンケセナーメンがいます。
ネフェルティティの像としてはベルリン博物館にある青い冠をかぶった頭部のみの像が非常に有名かつ美しいものです。この頃の美術様式が写実的な表現や自由な表現が好まれたのでこの像も実物に似せて作られたのではないかと考えられています。もしそうなら本当に絶世の美女!!
他の二人は一人が、皆さんご存知クレオパトラ。もう一人はラムセス2世の奥さんのネフェルタリです。

2005/06/16(木) ネフェルティティ登場
カイロにはいくつかのディナークルーズ船があります。その中でも、もっとも高級な船に乗ってきました。ここの船のダンサーは踊りも他の船に比べると上手な人が多いです。なにを隠そう、私が初めてエジプトに旅行に来た数年前(8年前かな?)に乗った船がこの船なのです。当時はベリーダンスを習うことになるとは夢にも思いませんでした。そしてその時のダンサーはロシア人だった…。そして最後に旅行に来たときの乗ったのも同じ船。そしてその時のダンサーもロシア人だった…。二人ともすごく普通に踊っていました。
最近のこの船の傾向としては、どうも”ショー”という事を前面に押し出している感じがします。だからダンサーがどうこう言う前に、見ていて派手さがあっておもしろいです。勿論上手なダンサーが出てくることが多いです。
今回のショーは最初に金の羽根を使ったファラオニックな踊りでした。メインダンサーはなんとネフェルティティの格好で登場!!驚いた〜。
個人的にはベリーダンスのファラオニックはあまり好きではなかったのですが、エジプトで見るから感慨もひとしお。しかもダンサーは全員エジプト人(たぶん)。なかなか良かったです。
写真はその時の様子です。フラッシュをたいて撮ったのでちょっと暗い感じになってしまいましたが雰囲気は出ているでしょうか。去年の発表会を思い出しますね。

2005/06/13(月) 助け合い
今年のお洋服の流行は、布を沢山使ったひらひらした感じのスカートや、やはりひらひらした感じのキャミソールなどのようです。欲しいな、と思って何件かお店を見て回っていたのですがその日は金曜日の夜という事もあって、店内はどこも大変込み合っていました。
イスラム教徒の人たちは金曜日の正午にモスクなどで集団礼拝をするため、学校やお役所関係は金曜日がお休みです。さらに夏の暑い時期はその暑さを避けるため人々は夜、町に繰り出すので大変な賑わいでした。
あるお店で服を見ていたときのことです。店員さんが話しかけてきて「水持ってる?」と聞いてきました。つまり、のどが渇いたので持ってたら欲しい、という意味なのですが、お客にたかるなんて日本では考えられないことですが、エジプトではたまにこんなこともあるんですね。でも、これはお店の中だけではなく、バス停や乗り合いタクシーの中などでも普通に見られる風景です。そして現地の人同士はわりと気にせず、お互いに助け合っています。

2005/06/12(日) 間違い電話
先日、家に帰ってくると、間違い電話がかかってきて「○○さんはいますか?」というので「いませんよ」と答えたのにしつこく何度もかかってきました。番号が違うことも言ったのに数時間おきに電話がかかってきます。そんな日に限って早起きしないといけない日だったりして…。いや〜な予感がしたのですが案の定、真夜中にまた同じ人から間違い電話がかかってきて起こされました。
間違いではなく、実はいたずら電話なのかな?と思いつつも、3日ほど家を空けて帰ってきたらなんと家の電話が使えなくなっていました。
携帯から自分の家の番号に電話すると全然違う人が出ます。どうも電話局の手違いで、違う線をつないでしまったようなのです。
そんなことで何日か電話が使えませんでしたが、修理の人がきて直してくれましたのでこの日記を書いています。
しかし、腑に落ちないことが一つ。修理の人になぜ私がチップを払わないといけないんだ?電話局の間違いなのにね…。

2005/06/02(木)
ウインドウショッピングをしていたら、ふと目に付いたバッグがとても気に入りました。いわゆる一目ぼれしてしまったというやつです。
お値段を見てみたら、日本円にして約4200円。エジプトにしては高めのお値段です。
見た目が本物の皮のようで、しかも手触りがすごく柔らかいのでもし本物の皮なら納得の行くお値段設定です。お店の人に本物かどうか聞いたら残念ながら合成皮革とのことでしたが、偽物と聞いても本物のように思えるくらいの感じでしたので、購入することにしました。
エジプトでは、特に市場などに行くとお店の人でも本物とそうではないものの区別があまり付いていない場合があって、シルクと言って売っていてもポリエステル、という事がよく有ります。この場合、高く売ろうとしてだましているのではなく、お店の人も本気でそう信じているという場合が多いです。
今日のこのバッグも、もしかしたらお店の人の勘違いで本皮かな〜なんて思っていたのですが、家に帰ってじっくり見てみたら言われたとうり合成皮革でした。残念!!


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