MIRAIのエジプト日記
カイロに暮らすメンバーの日記です。

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2006/01/30 久々の衣装屋
2006/01/12 魚が消える日

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2006/01/30(月) 久々の衣装屋
先日、久しぶりに衣装屋めぐりをしてきました。そしておどろいらことがあります。それは、衣装屋が改装などをしてお店が広くなっていたところが何件かあったことです。あくまで私の推測ですが、去年からダンスフェスティバルが複数回行なわれるようになり、きっとたくさん衣装が売れたのでしょう。「衣装が売れる=儲かっている→お店が広くなる」という図式が成立つのではないかと思っているのですが、どうでしょうか?
まあ、とにかく店が広くなって衣装の品も増え、見に行く方としては楽しい限りです。しかも、衣装自体のデザインなども以前よりも洗練された感じになってきており、使っている石やビーズの量も増えているように感じました。その代わりと言ってはなんですが全体的にお値段も上がってきていると思いました。
まあ、材料費がかさめば当然お値段も上がるわけで仕方がないですね。
しかも、エジプト自体が近年ずっと物価が上がりっぱなしなので、布やビーズなどの素材自体も値上がりしている可能性は十分にあると思います。それでも日本で同じものを作ろうと思ったら材料費だけで考えてもエジプトの方が安いのでしょうね。

2006/01/12(木) 魚が消える日
犠牲祭は3日間ありますがその初日に羊を屠ります。なのでこの日はお肉を食べる日、になります。1頭の羊から何キロのお肉が取れるのかわかりませんが、結構な量になるはずです。という事でこの日以外もしばらくはお肉料理が続くようです。逆に言うとお魚をたべる人が少ないという事になります。
いつも行く近所のスーパーでも犠牲祭の数日前から店頭から魚が消えてお肉だけになりました。
エジプトはすべての人がイスラム教徒ではないので、この日にお魚を食べたい人(外国人やキリスト教徒など)だっていると思うのですが・・・。郷に入っては郷に従え、しばらくお魚を食べるのは我慢しましょう。

2006/01/10(火) 犠牲祭
今年の犠牲祭は今日から始まります。
犠牲祭とはイスラム教徒の一大イベントでもある巡礼の最終日に始まるお祭りです。ラマダン明けのお祭りとともに大きなお祭の一つで断食明けの祭りを大祭、この犠牲祭は小祭と表現されることもあります。旧約聖書にも出てくるアブラハムとイサクのお話からこの犠牲祭というお祭りは来ているのですが、イスラム教徒の最も重要な聖典「コーラン」の中にはこのイサクとイシュマエルの立場は入れ替わっている部分があり、アブラハムが神様に命じられて犠牲に捧げようとしたのはイサクではなく、イシュマエルになっています。
イスラームとは帰依するという意味があり徹底的に神の教えに帰依することが望まれ、帰依する人をムスリム(女性はムスリマ)と呼びます。その心はこの、アブラハムが自分の子供を神の命令に従って犠牲に捧げようとした、という話に良く現れています。実際にはイシュマエルは殺されず、アブラハムの信仰が本物であるという事を知った神様はその子の代わりに羊を用意してくれた、というところから犠牲祭の日には羊が屠られ神様への感謝の印とするお祭りが行なわれるようになりました。あとは巡礼が無事終わったことを感謝するという意味合いもあります。
ちなみにこのイシュマエルの母はハガルという名で、イシュマエルはアラブ民族の始祖になったと言われています。

2006/01/09(月) エジプトは強し
エジプト人は体格の良い人が多く(縦にも横にも)、よく食べるしとてもパワフルな人たちです。国民が全体的に夜型で、休みの前の日ともなれば夜中の1,2時でも町はにぎわっています。全体的に見て日本人は小食な人が多く大人しいような気がしますがどうでしょうか?例えば同じアジア人でも、韓国や中国の人のほうが日本人よりパワフルな気がしますし、やはりよく食べます。ダイエットも人気ですが「食べる」ことは大切ですね。
ところでエジプトでは人も強いのですがそのほかのものも強いな〜と感じることがあります。
例えば鳥。鳥目というくらいで、夜行性の鳥意外は暗くなると静かになったり眠ってしまうものです。ですがエジプトでは普通のすずめでさえ夜中でも鳴いていることがよくあります。
また、こないだ白菜を料理しようと葉をむしったら、初めて青虫がついていました。でもこの白菜、買ってからまる1日冷蔵庫の中に入れておいたのです。それなのに2匹いた青虫は生きていて元気に葉を食べていました。
青虫ってこんなに寒さに強かったでしょうか?

2006/01/02(月) あけましておめでとうございます
年が明けて今年は2006年。新しい年の始まりです。日本ではお正月の飾りつけがしてあったり、年賀状が届いたり、おせち料理を食べたりとお正月らしい雰囲気が漂っていることと思います。
エジプトの年明けは非常にあっさりしています。基本的に西暦はキリスト教の文化なので、イスラム教の人がほとんどのエジプトではあんまりお祝いしません。でも、まったくしないのではなく、やはり家でご馳走を作って家族で過ごしたり、友達にあったり、お金のあるうちではディナーショーを見に行ったりといったことが行なわれます。道も混みます。
ホテルではガラディナーが行なわれて宿泊客等がみんなで年明けのカウントダウンおこなったりと盛大にパーティーをするところもあります。
イスラム教の人たちは宗教的な行事の時にはイスラム暦(太陰暦で1年は西暦より11日短い)を使っていますがその年明けもそんなに特別な行事は行われません。ちなみに今年は1月31日ごろから新年で来年は1427年になります。


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