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2004/01/16(金)
支える人、支えられる人
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「人」という字の語源は体を横から見た形の象形文字から来ているそうだ。 だが子供の頃の私は、2人の「人」がいて、右の人が左の人を支えている形だと思っていた。
今までの私は支えてもらっている方の左の人そのものだった。
これまでの人生を振り返ると、両親や周りの友人たち、そのほかのたくさんの人たちが私を支えてくれていた。 だから今までは自分の好きなときに好きなことをたくさんすることができた。
今頃になってようやくそのことに気付いた、いや(父に)気付かされた。 だが、もう遅いんだ、遅すぎるんだ・・・
そう思っていたある日・・・あるサイトでこんな言葉を見つけた。
「我が身から出るものは、いずれ我が身に戻り来る」
この言葉を自分なりに消化して出た結論・・・ そう、今からでも遅くないんだ、今からでも・・・
これからは右側に立って、母をしっかりと支えていこう。 今まで私を支えてくれた人たちに感謝して、みんなを支えていこう。 今までのことを考えたら、そのくらいのことをしなくっちゃバチが当たるよ。
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・・・と、そのとき、聞き覚えのある声が遠くから聞こえてきた。母の声だ。
「またこんな所でうたた寝して。ちゃんと布団で寝なさい!こんな所で寝てたら風邪引いちゃうでしょ(怒)」
・・・どうやら私はまだ、支えられている側の人みたいです(でも、うたた寝って気持ちいいんですよね)。
ということで明日から気を引き締めて頑張ることにします(苦笑)
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