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2004/01/17(土)
麦わら帽子と梅の花
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今日、新聞を読んでいたら、麦わら帽子の記事が載っていた。
麦わら帽子というのは麦わらを平たく編んだ「真田」を水で湿らせて柔らかくして作るそうなのだが、 乾燥したこの時期に「寒干し」という干すことによってその水分を飛ばすと、 網目が締まって形が整うのだそうである。
夏の日差しをさえぎる麦わら帽子はもっと簡単に出来るものだと思っていたが、 真冬を迎える前のこの時期から作り始める、ということを今日の記事で初めて知った。
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家に帰ってからふと庭を見たら、小さな梅の花が咲いていた。 先週見たときのつぼみは、まだ硬いままで咲く気配はなかった。
目に見えないところで開花の準備を着々としていたのだろう。
どんな物や事でもそれは同じことだと思う。 結局、普段の積み重ねがあってはじめて実を結ぶものなんだ、と思う。
だから普段の何気ないことにも意味があるんだ。 自分のもとに起こっていることに無駄なことなんて一つもないんだ、と思う。
麦わら帽子と梅の花が今日の私にそう、教えてくれた・・・
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