だぶるけいの活動日記
その日、ふと思ったことや気づいたことを何となく書いています・・・
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年2月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29            
最新の絵日記ダイジェスト
2004/11/06 あの日から一年が過ぎて・・・
2004/11/05 恐怖の5週間
2004/11/04 ぐい呑み
2004/11/03 航空祭
2004/11/02 幻の枕カバー

直接移動: 200411 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 

2004/02/19(木) 諦めない気持ち
昨日のサッカー(ワールドカップ一次予選の日本vsオマーン戦)は劇的な結末となった。

九分九厘引き分けだと思っていたゲームで、最後の最後に巡ってきたワンチャンスを
久保選手が見事、ゴールに結びつけた瞬間は思わず鳥肌が立った。

それまで得点が入るチャンスは何度もあったが、どうしてもゴールを割ることが出来ない、
というもどかしい展開が続き、両チーム無得点のまま後半のロスタイムに入ったときは、
誰もが引き分けか・・・と思ったはずである。

ところがロスタイムも残り一分という時間帯で、相手ディフェンダーのクリアボールが
中村選手の足に当たり、そのこぼれ球が後半から出場していた久保選手の目の前に来た。

今度こそゴールを決めてくれ・・・誰もが同じ想いだったはずである。
その一瞬だけ観客が静まりかえり、回りの時間が止まったかのように感じた。

その直後、久保選手は冷静にシュートを放ち、見事に得点に結びつけ、そして日本を勝利へと導いた。


試合後、久保選手がインタビューでこう言っていたそうだ。

「チャンスは必ずくると信じて、我慢していた。」


この先、自分の身に何が起きるかなんて誰にも分からない。

だからこそ少しでも可能性がある限り、決して諦めず自分を信じ、そして最後の最後に巡ってきた
ワンチャンスを結果に結びつけることができたのだ。

もしこれがもうダメだ、という気持ちでいたら集中力を欠いていた分、シュートを外していたかも知れない。
いや、その前にチャンス自体が巡って来なかったに違いない。

「絶対に諦めない、勝つんだ、点を取るんだ!」
という気持ちがあったからこそ、あのチャンスを引き寄せることが出来たのだと思った。

確かに試合内容は誉められたものではなかった。
だが、久保選手の『最後まで諦めない気持ち』は見ていたすべての人に伝わっていたと思う。
そしてその気持ちがゴール(=勝利)という最高の結果として報われた、ということも。

そういう意味で印象に残るゲームであった。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.