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2004/02/24(火)
金のタマゴ
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先週、何気なくテレビをつけたらある番組が放送されていた。
未知の分野に果敢に飛び込んで頑張っている人たちの特集だった。
大学生と客室乗務員の2足のわらじをはいて頑張る人や、観光で訪れた屋久島に魅せられ、 それまでの仕事や生活を捨て、屋久島に移住して観光ガイドをしながら生活をしている人など。
自分の行くべき道はこれだ、と信じて突き進むその姿は見ていて清々しかった。 もちろん、その裏には人には言えないような苦労もあるかも知れない。
だが彼女らは、そんなことは微塵も感じさせないくらい、潔く、輝いて見えた。 テレビの画面ですらそのように感じるのだから、実際にはもっと輝いているのだろう。 そして彼女たちは独特のオーラを発していた。
今の彼女たちはそれぞれの世界ではまだ、タマゴのような存在なのかも知れない。 だが、そのタマゴたちは無限の可能性を持った『金のタマゴ』なのだ。
リスクを恐れ、ともすれば楽な方に流されてしまいがちな自分に喝を入れられたような気分だった。 そして後先考えず、がむしゃらに突き進んでいたころの自分がダブって見えた。
経験はリスク回避には役立つが、時として自分の意に反しブレーキをかけてしまうこともある。
そんな時、タマゴの彼女たちを思い出してみよう。 タマゴたちが突き進むその姿を思い出してみよう。
その先には今の自分には見えない無限の可能性が広がっていると思うから。
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