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2004/02/05(木)
同姓の患者さん
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先日、同姓患者さんが二人いる部屋で点滴を取り違える、というニュースを見た。
その病院ではあえて、同姓の患者さんを同室にして、そういった間違いを起こさないよう 意識させるという考え方だったそうだが、残念ながらその判断が裏目に出てしまったようだ。
なぜ、こんな話をしてるのかというと、この報道がどうだ、とか間違えたのがどうだ、 とか言う話ではなく、母が先週入院するときのことを思い出したからである。
当初、母は355号室に入る予定だったのだが、同じ日に360号室に入院してきた患者さんが 同室の一人と同姓になってしまったため(間違いを防ぐために)病院側の判断で急きょ、 母とその患者さんを入れ替えたそうである。
その話を聞いたときはまだ「ふーん、そうなんだぁ」というくらいにしか思ってなかったのだが、 もし、その患者さんが同じ日に入院してこなかったら、そしてもし上記の病院と 同じ考えだったとしたら、父がいた460号室の真下の360号室(それも同じベッドの場所) に母が入ることはなかったはずである。
その後、ここで起きた『偶然』とはとても思えないような出来事は先日の日記に書いた通りである。
そういう訳で入院の日数『自体』は一週間足らずであったが、この出来事は今も 私の心の中に強烈に焼きついている。
私は、神仏などにはあまり興味はないが、それ以来世の中にはこういった『必然』というか 『運命』のようなことってあるんだよなあ、と思うようになった。
不思議なことってあるんだよなあ、と思うようになった。
そしてきっと誰かが導いてくれたんだよなあ、と思うようになった。
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