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2004/02/09(月)
妹からの電話
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前日のドキュメンタリー番組の感動(?)から一夜明けた昨日(8日) 我が家&妹(と長女)たちと父のお墓参りに行ってきた。
仏壇の前では毎日手を合わせているが、こうしてお墓参りに行くのは約1ヶ月ぶりになる。 父の墓前で改めて今日までに起こった色々な出来事を報告してきた。
その日の夜、例の番組を見た妹から電話がかかってきた。
「お父さんが入院してたときに見かけた、取材の人たちはこの番組のために来てたんだね。」
妹も私と同様、当時は父のことで頭が一杯だったので気にも留めていなかったそうである。
「そうだったんだ・・・なんか懐かしいよね。。」妹がポツリと言った。
昨日の私と同様、妹も懐かしさと切なさが入り混じった気分だったようだ。
私の妹は以前(何年前かはナイショ)このS病院で看護婦をしていたことがあった。 しかも父が入院していた4F北ナースステーションの向かいの4F南ナースステーションにいたそうだ (もちろん内科)。
当時からこの病院に在籍していたA先生は、看護婦さんたちの間で『Aちゃん』という愛称(?) で呼ばれていた、優しい先生だったそうである。 もちろん今は『Aちゃん』などとは口が裂けても言えないそうだが(オフレコ話、バラしちゃった・・・)。
そして番組で紹介された『O先生』も当時からこの病院で働いていたそうである。
(妹)「O先生は、看護婦さんがするようなこと(患者さんの心のケア)まで自分でしていたんだね。 番組で『緩和医療科』の先生って紹介されていたけど、その意味がよく分かった。」
(私)「うん、確かにその通りだよな・・・」
(妹)「私は内科だったから(外科のO先生とは)直接話したりとかはあんまりなかったけど、 当時からあんな感じだった。」
そのとき私は『O先生』が廊下で患者さんやその家族の方たちに挨拶をしている姿を思い出していた。
ただの付き添いに過ぎない私たちに対しても変わらなかったことも・・・
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