だぶるけいの活動日記
その日、ふと思ったことや気づいたことを何となく書いています・・・
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2004/04/07(水)
先週末まで樹上で美しい姿を見せていた桜の花だったが、昨日あたりからは
道路や地面のあちこちに桜のじゅうたんにその姿を変え、最後の輝きを見せている。
もっとも当初の開花予想(3月下旬)を思えばよくぞ今まで散らずに頑張ってくれた、という感じだろう。

私の会社の裏にも桜の木が何本かあるのだが、あと数日も経てば青々とした樹木へとその姿を変えていくのだろう。

そんなことを思いながらテレビを見ていたら、日本最古の桜のニュースが放送されていた。

その桜は山梨県にあり、樹齢がなんと推定2千年(!)だそうだ。
2千年前の日本といえば『邪馬台国』の時代。

ということは、日本を最初に統一した卑弥呼の時代からこの樹は生き続けてきたことになる。
そういう意味ではこの樹は日本を見守ってきた『生き証人』ということにもなるのだ。

その時代に授かった命が、現在まで生き続けてきたことを思うとやはり樹って凄いな、と思う。
これが動物だったらどんなに頑張ってもそこまでは生き続けることはできない。
また、桜だから毎年この時期には欠かさず花を咲かせ続けてきたことにもなる。

ただ、さすがにそれだけの老齢だけあってそのまま放っておくと枯れてしまうということで
その樹を再生する人々の様子が放映されていた。

樹木医(という職業?)の監修のもと、樹の根元を掘り起こし、古くなった土を入れ替え・・・
と文字にすると簡単のようだが、実際は樹や根を傷つけないよう丁寧かつ丹念な作業が行われていた。

もし、枯らしてしまったらもう代わりの樹は無いのだから携わってきた人々はみな、真剣であった。
幸い、再生作業は上手くいったようで、先述の樹木医は『平成の花咲かじいさん』と紹介されていた。


この人たちの情熱がある限り、この樹はこれからも生き続けていくのだろう。

そして、来年のこの時期にはまた綺麗な花を咲かせてくれることだろう。

きっときっと・・・


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