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2004/05/27(木)
勘違い
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昨日、会社にある人が訪ねてきた。
「すみません、○○という者ですが、整備管理担当のKさんはいらっしゃいますか?」 アポイントメントの覚えはなかったが、私の名前を指定してきたので何の疑いもなく、 「はい、私が担当のKですが。」と答え、応接場所へ案内した。
名刺交換をして、業務内容や関連会社などのことを一通り聞いた後に、本題に入った。
ところが、しばらく話を聞いていたが、どうも話がかみ合わない。 相手は私の知らない話を、さも私が知っているかのような話し方をするのである…
そのうち、○○さんが「●●商事」という言葉を発したとたん、ピンときた。
「あの、今『●●商事』って言いませんでしたか?」 「は、はい。」 「実は当社の向かいの会社が『●●商事』なんですが、もしかしてそちらに御用だったのではないですか?」 と私が言うと、
「ええ、そうですが(数秒の沈黙後)…ええーっ!」 「うちと向かいの『●●商事』を間違えて来る方って結構多いんですよ。 しかも担当者の苗字まで同じなんて、ねぇ…。」 「す、すみません…。」
『●●商事』の担当者の苗字も私と同じKさんで、○○さんは私とその人と勘違いしていたことが判明した。 そして隣の会社の整備管理担当者もKだと言うことを、そのとき私自身も初めて知った。
どおりで話がかみ合わないはずだ…
バツが悪そうにその人は帰って行ったが、せっかくなので名刺だけは受け取っておいた。 もしかして今後、何かの縁で取引が始まる可能性だってあるんだから。
顔を真っ赤にしてあわてて隣の会社に飛び込んだ○○さんの、その後の商談がうまくいったのかは、 私の知るところではないが…少しだけ気になるなあ(苦笑)。
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