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2004/05/03(月)
一通の手紙
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昨日、私のところに一通の手紙が来た。 それを見たとき、心打たれるものがあった。
そして一夜明けた今日・・・
前日、仙台で撮影した写真を現像に出すために、行きつけの写真屋さんに行った。 その帰りに昨日の手紙の内容を思い出していた。
そこにはある人の気持ちが書いてあった。 その人が今、何を考えて、何を想っているのか。 正直な気持ちがたくさん書いてあった。
その人が今、できることすべてが書いてあった。
それを見たとき、私は『今、自分に出来ることを精一杯して行けばいいんだよ』 と言い聞かされたような気がした。 「ぽん」、と肩をたたかれたような気がした。
今、自分に出来ること・・・
そう考えながらクルマを走らせていたら居ても経ってもいられなくなってきた。 そうだ、父のもとへ行こう。 父に会いに行こう。
近所の店でお花とお線香、そして生前の父が好きだったお酒とビールも一緒に買った。 そしてそれを墓前に掲げた。
失われた命は二度と戻らない。 どんなに願っても祈っても。 そして、それは決して叶わぬこと。
だから今、自分に出来ることはこうして父のいる場所へ行くこと。 そして手を合わせること。 そして残されたものが亡くなった人の分まで精一杯生きること。
そんなことを思い出させてくれた一通の手紙だった。
ありがとう・・・
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