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2004/06/16(水)
銀座にて(続編)
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銀座の続きです・・・(汗)
実はチーズケーキを買ったあとで、銀座でもう一つの目的を果たすため、あるお店に立ち寄った。
あるお店、とは同じく松屋の中にある『ルイ・ヴィトン』である。 あるヴィトン好きの知り合いから、『どうしても銀座のヴィトンで買って欲しい!」と頼まれていたからなのだが、 店内に入ると日曜日ということもあって混み方は尋常ではなく、とにかく『人・人・人〜!』の嵐であった。
しかもそのほとんどが、彼女に連れられて来たと思われる2人組か、お金持ち風の貴婦人 (というより貴婦人風のお金持ち?)ばかりで私のような『かよわい男子』が一人で行くのはあまりにも場違いな感じだったのだ・・・(^^;
それでも何とか勇気を振り絞って(?)カウンター前にいる店員さんに声を掛けようとするのだが、 みんなひっきりなしに押し寄せるお客たちをさばくのに精一杯!といった感じで、私が注文するまでに 15分(!)もかかってしまった。
ただ、ひとたび店員さんをつかまえてしまえばこっちのもので、担当のお客さんの用件が終わらない限り、 他のお客さんに行くことはなかった。
今回はある小物を頼まれていたのでそれを購入したのだが、現品を確認したあとで店員さんが 「縫製の状態やボタンの脱着の具合などはいかがでしょうか?」と聞いてきたのにはビックリした。
訊けば、この店では商品の状態をお客さんに手にとったりするなど、確認してもらってから商品を梱包するように しているそうで、実際(例えば)「ファスナーが滑らかじゃないから替えてください」というお客さんもいるそうである。 さすが正規のショップだなあ、と感心することしきりであった。
それから店員さんと色々話しているうち『ヴィトンの総合カタログ』なるものがある、という話を聞いたので それも一緒に購入してきた。
その後、せっかくの機会だから・・・と思い、私の持っている大き目のヴィトンのバッグ (確か『フラネリー』と呼ばれていたと思う)を見てもらったが、どうやら現在は絶版商品のようで、 応対していた店員さんに、「私、そのバッグを見たのは初めてです。これからも大事に使ってくださいねっ♪」 と言われてしまった。
ちなみにこのバッグは10年以上前にヨーロッパ旅行へ行ったとき、パリのヴィトン本店(だったかな?) で購入したものだ。だから本物なのは間違いない。
当時はバブル全盛期で、日本人専門の担当の店員(フランス人だがもちろん日本語で応対してくれる)がいて、 回りの日本人観光客たちはみな当たり前のように高額商品の買い物をしていた(バブルですから・・・)。
そこで調子に乗った(乗せられた?)私は、30万円近くものヴィトン商品を購入してしまい、帰国後しばらく経って そんな記憶も薄れかけた頃に、カード会社から『恐怖の請求書』が届き、目が点になったことを覚えている。
もちろん、その後しばらくの間は死にものぐるいで働いたのは言うまでもありません(苦笑) 後先考えずに衝動買いをしてしまうのは、今も昔も全然変わらないようです・・・
それまではヴィトンだからといって特に大事に扱うこともなかったのだが、取っ手の部分が 年月なりの状態になっていることを除けば、10数年経った今も機能的には全く問題はありません。 ちなみに取っ手やボタンなどは今でも修理が可能、とのことなのでその点でも一安心です(^^)
当時は『ミーハー心』で購入したものだが、これほど丈夫だったのは嬉しい誤算であった。 高かったけど無理して買っておいてよかったなぁ、と今になってつくづく思います。
ただ『絶版商品』ということは新品で手に入れることは出来ない、ということなので これからは大事に扱っていこうと思います♪
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