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2004/06/03(木)
怪しいハガキ
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昨日、仕事中に突然、母から電話がかかってきた。
「何の用?」と聞くと「あなた宛てに『未払い料金の最終通告のハガキ』が来てるんだけど・・・」とのことだった。 さらに詳しく聞いてみると、過去の有料放送での未払い分についての債権回収業者を名乗っているらしい。
そこで念のため、母が記載された連絡先に電話をしてみると、暗〜いトーンで「本人じゃないと話せない」 とのことだったので、確認のために私に心当たりがないか電話をしてきた、と言うことであった。 もちろん、そんなものに心当たりはない!
家に帰ってからあらためてそのハガキを見ると、『●●債権回収サービスセンター』なる業者名で 『低額債権譲渡通達および訪問による直接請求の通知(督促状)』となっていた。 いかにも・・・という文面で典型的な詐欺の手口である(笑)。
なかなか面白かったのでさらに本文を見ると、なんでもその業者が過去に貴殿の名義で利用された 『有料番組の未納金』について運営業者から債権譲渡を受けたそうで、債権抹消手続きをしたいので、 もし期日までに連絡が来ない場合、『裁判所の許可の下に、当社回収員がご自宅に直接自宅に回収に伺う。』 と書いてあった。ふーん、そうなんですか。
その通達書は『最終通告』だそうだ。 いきなりこんなハガキを送りつけておきながら『最終通告』って言われてもねぇ・・・。 まだ心の準備が出来てないっす(笑)
貴殿地区担当者と称する『S』の名で2種類の連絡先が書いてあったが、両方が携帯の番号だし (どうせプリペイド携帯かなんかでしょ)、肝心の支払い金額やどこの有料番組なのかは、一切記載されていなかった。 ・・・っていうか有料番組なんて利用してないし〜(笑)
あまりの幼稚な内容に思わず笑ってしまったが、頭に来た母は次の日、警察にそのハガキを持っていったそうだ。
応対してくれた警察官の話によると、どうやら数日前から同様の相談が殺到しているそうで、 この業者(か類似の業者)が同時期に一斉にハガキを送りつけた、というところだろう。
だが、実際にそういった内容が書いてあるハガキを見るのは初めてだったそうで、 証拠としてその葉書をコピーしたそうだ。
「どうせならその場で『S』に警察から電話してやれば良かったのに」と私が言うと、 「こういうのは放っておくのが一番」だそうなので結局、我が家も放っておくことにした。
そしてもう一つ笑ってしまったのが、なんと応対してくれたその警察官の家にも同様のハガキが来てたそうだ。
ちなみに「そのハガキ、どうしたんですか?」と聞いたら、「読みもせず捨てた」そうだ(苦笑)。
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