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2004/07/31(土)
お酒
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私はお酒が嫌いだ。
何が嫌かと言うと、普段言えない事を酒の勢いで言ってしまった人が、後で取り返しの付かないことに なったことがよくあったからだ。
もちろん、私自身が下戸だということもあるのだが・・・。
もちろん、陽気に酔う人が飲むお酒は良いと思う。 実際にそういった人一緒と居るときは、お酒が入っていようが居まいが全く関係なく楽しむことができる。
だが、私が一番嫌いなのが「酔ってたので覚えていない」、というくらいまで飲んでしまう人だ。
後で「こないだのお酒の席であんなこと言ってたけど」と聞いても「酔ってて覚えてない」と言う。 だが、私から見れば酔っていようが居まいが、その人であることに代わりはない。
「酒の席でのことだから」、とか「飲みすぎて覚えてないんだよね」 などという言葉を後で聞いても、私から見れば言い訳にしか聞こえない。
お酒を飲めない私には、そのような言い訳すら出来ないのだ。
だから飲める人が羨ましい、と思うこともある。
だが、お酒を飲んだ人が『勢い』で言った言葉でも、飲めない私はしっかりと覚えている。 そしてその人たちをいつも冷静に見て、話を聞いている。 もちろん『勢い』で言った言葉もしっかりと覚えている。
お酒の席でうっかり言ってしまったことや、やってしまったことは過ぎたことだから仕方がない。
だが、自分の言動や行動には責任を持って欲しいと思う。 後で言い訳をしなくてはならないような人にお酒を飲む資格はない、と私は思う。
わたしの好きな言葉に『覆水、盆にかえらず』と言う言葉がある。 そういった人たちは、この言葉を肝に念じて飲んで欲しいと思う。
「飲まなきゃやってられないよ!」という人がいる。 じゃあ、飲めない人はどうすればいいのか教えて欲しい。
そのような言い訳すら出来ない人はどうすればよいのかを・・・
父も若い頃はよくお酒を飲んだ。
私が子供の頃の父は喧嘩をして帰ってきたこともあった。 また、ベロベロに酔いつぶれて帰ってきて、寝ていた私を無理やり起こし、 「おー、帰ってきたぞ〜!」と酒臭い息を吹きかけられたこともあった。
私はそんなときの父が大嫌いだった。
お酒というものに嫌悪感を抱くようになったのは、今思えばこの頃からだった。
そして今になってもそれは全く変わらないし、多分、一生変わらないと思う。
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