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2004/08/11(水)
新しい習いごと
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自分を変えるためにはどうしたら良いのかをこの数日の間、ずっと考え続けた。
以前の自分にはもう、戻れない。 ならば新しい自分に生まれ変わるしかない。
それにはどうすればよいのか?
今の自分には「心のゆとり」が足りない、と思う。 だから小さなことにくよくよしたり、目先のことにこだわって周りが見えなくなったりするんだろうな。
では「ゆとり」を持つためにはどうすればよいのか?
自分なりに出した結論は・・・
「自分の心をもっと磨くこと」である。
言い換えると「美しいものを美しい、と素直に感じられる心を持つこと」だ。 そうすることによって自分にも、そして人にも優しくなれるはずだから。
そのために、新しい習い事を始めることにした。 それは、『トールペイント(教室)』である。
前置きが長くなりましたが・・・実は今日の午前中に参加してきました(汗)
こういった教室は平日の昼間開催がほとんどなので、なかなかチャンスに恵まれなかったのだが、 幸い、今週(私が)お盆休みだったおかげで、今回初めて地元の教室に参加できたのだ。
元々、絵を描くのは好きな方だし(一応、中学&高校は美術部だったんで)いとこが講師をしている影響もあった。 ただ、男性でこの趣味を持つのはきわめて稀というのがちょっと照れくさい、というか気になるけど・・・。
しかも今回は他の生徒さんがいなかったので、マンツーマンで教えていただけたのはラッキーだった。 とはいえ時間は10時から12時の2時間しかない・・・。
たった2時間で何ができるのか、実際に参加するまで半信半疑だったが、 それまでいとこにしか教わったことがなかったので、他の先生に教わりたいというのもあった。
教室が始まってから先生とどうするか相談した結果、ハンガーにペイントすることになった。 ただし、今回の時間内で完成させるために、いとこと同じ手法で描く事になった。 この手法は、一筆で一気に描きあげる『アッセンデルフト』と言い、花などを描くのに向いているそうだ。
まずは下塗りから始めるのだが、限られた時間ということで今回は下塗り用の塗料(色の乗りが良くなる)と ハンガー全体に塗るグリーンの塗料を混ぜて一気に塗っていった。 それでも2度塗りしてからやすりをかけて表面を滑らかにして、もう一度塗ったので3回塗ったことになる。
その都度ドライヤーで乾かしてから、バラやチューリップの花などを先生に教わりながら何とか書きあげてゆく。
いつものことだが、先生は『いとも簡単』に描くので、私も同じように・・・と思うのだが、全然上手く描けなかった。 だが、途中で先生から筆遣いのコツを伝授してもらったので、その後は下手ながらも何とか描くことが出来た。
ただ・・・作品が完成したのは時間を大幅にオーバーした12時30分過ぎであった。
先生、ゴメンナサイ(しかも生徒は私一人だけなのに)・・・
今回の作品は全然満足な出来ではなかったが、初めてでしかも時間が限定された条件の中では、 上出来(先生談)らしい。
また、今回の教室は手芸やさんの店内の一角で行われたのだが、お店の人も作品を見てビックリしていた。 「思い切って描いてしまえば何とかなるもんですっ!」て言っておきましたけど(汗)
教室終了後、先生に「土曜日に教室があれば今後も参加できるのですが」、とダメ元でお願いしたところ、 な、なんと「それなら来月以降の第4土曜日にやりましょう!」と快諾してくれたのだ!!
しかもそれまでの『アッセンデルフト』ではなく、『アメリカン(何度も重ね塗りして仕上げる手法)』で教えてくれる、 とのこと。 家とか、船などはこの手法で描くそうで(元々、そういったものを描きたかった私としては)思わぬ展開になって 正直驚きであった。
これで毎月(1回ですが)教室を開いていただけることになったので、これからは1度で無理に仕上げることなく じっくりと取り組むことが出来るようになりました。
快諾して下さった先生にはホント、感謝です!
ということで、来月以降のトールペイントが今からと〜っても楽しみです♪
(↓今回描いたのはこれです↓ )
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