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2004/08/09(月)
真の幸せとは?
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あれからずっと考えた。
どうすることが自分にとって一番良いのかを。
愛する人が幸せになることを願うのは当然だと思う。
『氷点』にこんな場面があった。
沈没しかけた船の中で、ある女性が身に着けていた救命胴衣が外れてしまった。 すると、その『見ず知らず』の女性に自分が付けていたものを外して手渡した男性がいた。 結果、その男性は亡くなり女性はその人の代わりに助かった。
口で言うのはたやすいが、いざ同じ状況になったとしたら私は彼と同じ行動が取れるのだろうか?
結局、心の奥では自分自身が幸せになることを願っているのだ。
「自分だって幸せになりたい」
やっぱりこれが本音なのだ。
この世に生を受け、ここまで生きてこれたことには十分に感謝している。 だけど何でこんなに苦しい思いをしてまで生き続けなくちゃならないのか、と思ってしまう。
そんな弱い自分が大嫌い。 だけどどうしたら良いのかが分からずに、今ももがき続けている。
そして今もなお、色々な苦しみが心の中で駆け巡っている。
父を失った苦しみ。
彼女を救うことができない苦しみ。
そして自分自身に対する苦しみ。
人間にとっての『真の幸せ』とはいったい何だろうか?
世界中の人たちの幸せを願うこと?
愛する人が幸せになることを願うこと?
人間にとって、そして私にとっての幸せとは一体・・・
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