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2005/05/06(金)
なんか…
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尼崎市で起きたJR福知山線の脱線事故が起きて十数日が経ちますけど、JR西日本の事故後の対応のまずさを伝えるニュースの数々がいまだに後を絶たない状況ですね… 事故列車に同乗した2人の運転士のその後の行動やら、同じ支社内の車掌区で事故の3時間後に行われたボウリング大会や打ち上げの飲み会…はたまたゴルフ大会まで明らかになる始末… ただ、これらのニュースが伝えられる一方で、事故の原因究明や今後このような事故が起きないためにどのようなことをするべきか、等々肝心の事柄がこれら最近のニュースなど報道の中から抜け落ちているような気がしてならないのですが… 穿った見方をすれば、いたずらにJR西日本への憎悪を煽っているとも思えるわけで…今一番辛い目に遭っているのは、現場で働いている運転士や車掌さん、駅員の方々なのではないかと…この人たちに対する嫌がらせまがいのことも起きているようなことを聞きましたけど、自分の日頃の憂さを晴らすためにこのようなことをするのであれば、それは何て最低なことだろうと…。 事故で亡くなった運転士が取り戻そうとしていた1分半の遅れ…欧米では1分半程度であれば「遅れ」とはならない国々も多いようで、ほんの少しの遅れでもブーイングの嵐となりうる日本という国の余裕の無さ、これこそが大惨事の本当の原因なのか、という気もするわけで…イタリアあたりであればこのような事故はまず起こらないでしょうけどね(^^; 今の日本に足りないもの、それはほんの少しの「余裕」なのではないかな、と…
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