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2004/11/21(日)
古希にして藤娘
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ウチの母は、定年退職まで仕事仕事でがんばって、 定年後は好きなことするぞっ!と宣言し、 旅行に行ったり、観劇に行ったり、バイタリティー溢れる日々を送っているけど、 この度は、我が母ながら、すごいと思った。
退職してから習い始めた日舞。 モロ、60の手習いの日舞。 そして、今日、市民会館大ホールのステージで 大勢の観客を前にして踊る長唄、藤娘。
正直、楽しみなのと同時に、…何だろう、 子供の発表会を見守る母の心境に似たものがあったなぁ。 藤娘っつったら、19歳の女の子だゼ。 大丈夫かなぁ、という気持ちもあって、ドキドキワクワクハラハラハラ…。
でも、ハラハラする必要なかった。 花道から藤の枝を抱え、小首を傾げて出てきたのは、 古希の母ではなく、藤娘だった。 なんてまぁ、可愛い仕草で踊るんだろう〜、 始終、疲れた様子も見せず素敵に踊りきって、 この藤娘は私の母なんだ、と思うと、とても嬉しかった。
好きで始めるコトに、遅いなんてことはないんだな、と実感。 私も、母みたいに夢中で打ち込めることをじっくり探していこう。
格好良かったよ、カーチャン☆☆
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