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2004年4月
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/15 月曜日が入学式でした。
2005/03/24 約20年ぶりの雛人形
2005/03/19 卒園おめでとう
2005/03/03 今日は雛祭り。
2005/03/02 サクラビスクモドキに服を作りました。

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2004/04/05(月) 尼子の里のひなまつり
今日は、島根県の広瀬町で行われている、
「尼子の里のひなまつり」というのに出掛けた。
各家々で代々大切にされているお雛様が、通りに面した座敷に飾られ、
道を歩く人たちにも鑑賞出来るようになっている。

まず、メイン会場の広瀬町民会館で、
個人の方々から貸し出された、時代のある、
素晴らしいコレクションを拝見する。
この町民会館が旧家をそのまま利用したもので、
磨き抜かれて黒光りする柱や、高い上がりがまち、
メチャクチャ太い梁に、大黒柱などなど、見どころ山盛り。
そして、うちたてのお蕎麦を頂き、つきたてのヨモギあんころ餅を頂く。
お腹がイッパイになったところで、いざ、町中へ。

時代のあるお雛様あり、押し絵雛あり、
天神様あり、手作り雛あり、愛らしい童のお人形、セルロイドのお人形、
愛され続けている市松人形、もう、お人形だらけ!!
驚いたのは、台座含めて30pほども高さのある享保雛の内裏さまに
あちこちで出会えたこと。
博物館などでガラス越しに見るのではなく、
個人のお宅に上がり込んで間近に拝見出来て、素晴らしさを実感した。
お顔の静寂な美しさはもちろん、冠や小物、衣裳の細工の細やかさ、
丁寧に、大切に代々慈しんでこられた、ご家族のお手入れ、
ただもう、素晴らしかった。

見事な押し絵雛にも、あちらこちらで遭遇した。
いかにも、時代物の丁寧な細かいお細工を施された押し絵雛。
中には、幼児の姿をしたモノ、武士の姿をしたものもあった。
それから、天神様に多くお目にかかったなぁ。
各地方の泥天神を沢山集めたお宅もあった。

江戸〜明治、大正、昭和、そして、平成と、
いろいろな時代のお人形に会えた。
時代のあるものに関しては、こんなに儚く、壊れやすいモノが
個人のお宅に、こんなに大切に代々保存されているということに
とても感動した。

帰りに、ちょっと回り道して、島根町のチェリーロードに行ってみた。
昨日は、小雨ふる桜の美しさに喜び、
今日は、スカッ晴れの青空と、
青い海に向かって精一杯枝を広げる桜を楽しむ。
なんて贅沢。 行楽の限りを尽くした感じだ。

昨日今日で、1〜2年分の命の洗濯をしたような気分だ。
明日からまた、がんばるぞぅ!


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