|
2011/04/11(月)
震災後一ヶ月
|
|
|
母が月2回の平塚W邸への出稽古に行くので大船まで一緒に行き、自分は谷戸の池に行く。 7日に行く予定だったところだ。 四日経ち桜は満開。はやる心を押えてまずは入口の地蔵堂で祈祷。そして池の周りを巡る。 池の周りに植わった桜は、枝が水面まで垂れ、散った花びらが浮かぶ。 そこを鴨が行き交い実に絵になる。思わずシャッターの回数も増える。 岸辺には亀たちが首を伸ばして微動もせずに甲羅干し。 その横を大きな青大将が這って行くが、逃げる気配は全くない。 一緒に居た男性の話では、蛇と亀は一緒になって北の守護神になっている通り蛙と違って仲が良いらしい。 そういえば玄武は二つを一緒にしたデザインだし、両方とも爬虫類だ。 この人以外にも桜見物に多くの人が来ており、隣接した公園にも母子で佇んでいたりする。 近くの老人ホームからもお婆さんが3人、男性ヘルパーの運転する車で来ていたりした。 良い気分でいると母から携帯に連絡が入る。 行ったW邸の庭の枝垂桜が綺麗だから写真を撮りに直ぐ来てほしいとの事。 そそくさと大船駅に戻り、例によって牛丼の昼食を摂って平塚に向う。 平塚駅のホームに着いた途端、催促の電話。いいかげんにしてほしい。 たしかにW邸に3本ある枝垂桜は綺麗で、私も寛いだ。 摂った写真は直ぐプリントしようと平塚駅前に行く。 平塚駅ビル内の写真屋は画面タッチの反応が鈍い。終いには初期画面に戻ってしまい、 嫌になってキャンセル、いつもの55ステーションに行く。 そして2時半になり急いでW邸に戻る。 迎える2時46分。そう、震災から丁度一ヶ月だ。 母はそんな事おかまいなしに更に写真を撮れとうるさい。 「丁度一ヶ月だから黙祷すべきだ」と言ったら、一緒に来ていた人が同意してくれた。 早めに引払い、Hさんの運転する車で平塚も花水川沿いや湘南平の桜も綺麗だというので見に行く。 花水川のはたしかに桜のトンネルになっていて綺麗。湘南平も鎌倉山以上かもしれない。 この日も夕方5時半ころに、かなり大きな地震があったらしい。 しかし電車に乗っている最中で全然気付かなかった。電車も平常運行していたし。 鎌倉に着いて商店の人に聞いて初めて知った次第。
|
|
|