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2007/07/11(水)
アンティーク
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なんだか今日もぱっとしない天気。もうすぐ夏休みだと言うのに、ココ最近の方が梅雨っぽい天気が続いてますね。 気温も余り上がらないので過ごしやすいと言う点ではいいのですが、各地で被害が出ている事を考えるとそろそろお天気も回復して欲しいですね。
今日は一日浴衣を着て過ごしました。 浴衣はすっかり部屋着の定番となったユニ●ロ浴衣です。帯はこの間実家で発掘してきたモノを締めてみました。 とはいっても、コレ実は帯ではないんです。 昔の…恐らく大正期の伊達締めなんだそうですよ。幅は細帯と同じくらいあるのですが、確かに帯にしては短いです。 母がまだ若かった頃、祖母の箪笥の整理を手伝っていた時に発見し柄がかわいかったので貰ってきたんだそうです。 その時祖母から聞いた話だと、昔の盛装用の袋帯には厚みも張りもかなり立派なものを締めることもあったらしくて、そういう帯の時に着物の上(帯の下)に締めていたそうです。盛装用って結婚式かなんかでしょうかね?母も使われているのは見た事ないそうです。 もともと帯締めだけあってよく締まるし、ゴロツキ感が全然ありません。長さがないので貝の口位しか締めれないのですが、ピシッと折りたためるので後ろ側に厚みが全くでないんですよ。寄り掛かっても全然大丈夫です。 よいものっていうのは布自体に力があると言うのか、存在感が違いますよね。単なるユニク●浴衣でもすごく引き立って見えてしまうからスゴイです。本物って言うのは本当に魅力的だし、いいものっていうのは時代を超えるなあと思います。 普段使いの帯としてこれからも重宝しそうです。
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![](/user/emisuke/img/2007_7/11.jpg) |
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