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2006/09/23(土)
文化的午後
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今日は午後から実家近くのホールでクラシックのコンサートを聴いてきました。 元々チケットを買っていたのではなくて、母が友達グループと行くというので会場まで送ったついでに当日券で入ったのでした。一枚位なら案外空いてるものです。 ちなみに母達はS席、私だけB席です(爆)。 お芝居やオペラではなくてオーケストラなので音さえ聴けりゃいいかなと。大体、昔ライブ(当然アルフィーです・笑)で行った時だって2階席の後ろの方だったのに!!あれこそS席…いやいや、最前列で観たかった!! 今回はB席といえど1階の真ん中寄りの席でした。ライブと違って全員着席なので(爆)ステージもよく見えて、私的には何の不満もありませんでした。母友人のオバ様方にはエラク同情されてましたが(笑)。 今日の演目はチャイコフスキーの歌劇『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ、ヴァイオリン協奏曲二長調Op.35、ショスタコーヴィチの交響曲第5番二短調『革命』で日フィルの演奏でした。指揮は金聖響。←若いなあ〜とは思ったけどプロフィールみたら歳ひとつしか違いませんでした! どの曲も出だしとか一部だけですが(笑)『あ、知ってる』という感じなので、馴染みやすかったです。革命はともかくヴァイオリン協奏曲〜調なんていわれてもチンプンカンプンですから(笑)。演奏中知っている部分が出て来て初めて、ああこの曲ね、状態ですから(笑)。 しかしやっぱりオーケストラの演奏になってくるとCDで聴くのとは別物ですね〜。 迫力や臨場感は勿論の事、囁くような小さな音から音の洪水のようなクライマックスまで、あの拡がりを再現するのはムリですよ。家庭用の再生器じゃ尚更です(笑)。録音でもよく大音量の部分は音割れしているのもありますものね。 演目の曲はチャイコフスキーもショスタコーヴィチもただ美しいだけではない曲でした。重たいテーマや苦悩、愁いなどを感じる深い曲で華やかさとはまたちょっと違う感じ。 特にヴィオリン協奏曲は、純粋故の苦悩を感じさせるヴィオリンの音色は、ペルシア文学『ライラとマジュヌーン』のマジュヌーンを彷彿させるものがありました。って、この例え、Tっちゃんにしか分からねえよ(笑)。 まだライブ参戦は微妙な体調ですが、クラシックなら座って聞けるし、聞き応えは抜群だし、嵌まりそうな気がします。←来月も2本行くし(笑)。
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