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2004/03/26(金)
嫁に来ないか?
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BY 新沼謙治
最近歌のタイトルを題名にしているが、深い意味はないからまあ気にしないでくださいよ。
では、お話させていただきます。(長井秀和風)
「嫁に来ないか?」は新沼謙治ではなく,漫画家の和田ラジヲの新刊タイトルである。連載当初にも日記に書いたが,久々のヒット!(チョコバットの当たり風に) 「声に出して読みたい漫画」の帯文章を見てコレまた胸キュン。 内容は関西のお笑いノリというか一冊を通して漫才観てる感じ。あんまり頭使わなくていいから好きだ。
漫画もイイが,本も面白い◎基本的になんでも頭を使わなくして読める物が好きだ。いちいち考えさせる読み物は前に進まないので個人的にはNG。推理モノも一時期はまったが、登場人物とか面倒になってくるので最近は苦手。 読むジャンルはミステリーが多い。 またここ最近3,4冊買い込んで読み潰す日々。一度読み出すと活字は癖になる。 今読んでるのは「東野圭吾/殺人の門」分厚くて読みごたえあり◎20年もの間殺意を抱いくも殺人者になりきれない一人の男の心の葛藤を描いたお話し。今かなりいいとこなんで結末が楽しみ。
まあ活字の話をしたからオススメするなら,「乙一(おついち)」とか短編なんで読みやすいかと。活字苦手な方でも入りやすいかと。ただ描写がグロテスクなんで心臓弱い方にはオススメ出来ないけど。まあ,ちょい過激な「世にも奇妙な物語」と言ったとこ。活字のイメージ変えてくれるはず。一度立ち読みでもいいので御賞味あれ。
あと、映画化されるモノは原作を読んだ方が断然面白い。 原作より映画が面白いのは岩井俊二だけ。 それは書いた本人が監督するからイメージが崩れないし、活字では表現しきれない部分を更に鮮明に、かつ具体的にく映像化出来るからであろう。 だから原作者以外が監督するということは、当然その監督のカラーにその物語は脚色化されてしまう訳で。 塗り絵でいえば、色を塗る楽しみを取られたみたいな感じ。 岩井俊二のは、活字の段階では無色で、映画になると白紙部分にいろんな模様が浮かんできて、更に絵から音が出たり絵が動いちゃうみたいな。
んーまあ、岩井俊二作品以外の邦画で原作出てるモノなら是非原作を読むべし! んで、いっぱい自分で音付けたり色を塗った方が映画観るより数倍楽しいハズ。
オレ監督。なんつて。
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