|
2004/02/08(日)
dark or LOVE ?
|
|
|
久々に「ダンサーインザダーク」を観たくて観た。 分かっていたが、やっぱり感涙。。。いつ観てもダブルでキます。
この作品を観るにあたって、ストーリーを重視するか、bjorkのプロモだと思って観るかでだいぶ違うケド、悲しいかな、両方好きなので別けて見れない。。
ところでこの作品はdarkですか?LOVEですか?
そこで「dark」と言う意味を調べてみると、「暗闇」「陰うつ」「秘密」とある。ストーリー主人公:bjork演じるセルマとストーリーには「dark」要素満載。この作品は確かに「dark」だが、内容、テーマは愛「LOVE」ではないかとふと思った。しかもDEEP LOVE。恋愛とかのLOVEじゃなくて、ここでは子供への愛情ね。
セルマの子供への愛情、その辺なんとも言えない深いから切ないというか。親や女性なら理解出来ると思うんだけど。愛って時には重く、自己犠牲が伴っても苦にならない。それを自己満だと言ってしまえばそれまでだケド、そういう深い愛情は計り知れない。自分も母親の愛情の深さを今の年になってやっと理解した。昔はそれが嫌で苦しんだ事もあったケド、そういうのが理解出来る様になった自分は大人になったんだなあなんて。 映画の中の台詞で、「どうして遺伝すると解って子供を産んだんだい?」と聞かれたセルマがひとこと。「この手に子供を抱きたかったから」。。。女性ならわかるでしょう?理屈じゃないんだよね。
母の愛は深いのである。深い故に時には陰うつになるが、でもそれでいいのだ。結局ホントの愛は見返りなんか要らないんだから。 母性とは秘密のエゴ。深いね。
|
|
|
|