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2005/07/09(土)
年に1回の高専大会(総合体育大会)
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木更津高専女子の外部コーチになってから、7回目の高専大会を迎えました。 今年の開催地は茨城県ひたちなか市でした。 前日の8日に、仕事が終わってから速攻で車で茨城に行きました。 夜の7時過ぎに出発し、着いたのが10:30頃でした。 着いて早々、ミーティングを行いました。 そのあとは学生の部屋に行って語り合ったのですが、驚いたことが一つ… 高専の学生たちは唯一家庭教師の登録ができるとか… バスケ部の中でも数人が家庭教師をやってるとのこと。 「まぢっすか!?」
学生A:「同じ高校生であっても高専の場合、家庭教師の登録ができるんですよ。アピタのバイトだって高専ならOKなんですよ♪」 おく:「なんで?」 学生B:「高専は専門学生としての扱いだから、同じ16歳の高校生であっても高専は学生扱いされるんです。」 おく:『90へぇ!!知らなかったな…』 学生C:「私なんか16歳のときに15歳の中3の子を教えてましたよ。」 おく:「えっ?なに!?教えられるの?」 学生C:「教えられますよ!!」 おく:「んじゃぁさ、奥村価格で麻耶の勉強見てやってくれ!(懇願)えっと、時給500円で…」 学生C:「2時間やって1000円ですか!?」 おく:「いいーじゃねーか!その代わりジュース飲み放題だぜ!?ただしセルフサービスだけど…飲みたい時に勝手に冷蔵庫開けて飲んでいいから。あっ、お菓子も食い放題にしてあげる。勝手に食っていいから。どお?(笑)」 おく:「あっ!いいこと思いついた!午前中合同練習してさ、午後から中学生の勉強を見るってのはどお?お互いにメリットあるぢゃん?」 学生:B「あっ、それいいですね!いいですよ、2時間ぐらいなら。高専の図書館ならクーラー効いてて涼しいし。」
おし!成立!! 是非夏休みにやってもらおうではないか。 中学生にとっちゃ迷惑?かもしれんが、親にとってみたらこんないい話はないよね(爆) 夏休みは練習兼勉強会実施決定! 高専も中学生も一石二鳥! 横、縦の繋がりってやっぱ大切だわ!
そんなこんなの話をしてたらあっという間に時間が過ぎてしまい、明日の試合のために就寝…
当日の試合時間は午後1時20分から。 だからゆっくり会場入りしていいですよ、と先生。 「朝食の時間、何時までか確認してメールしときますね。」
目覚めてメールを確認してみました。 『8時までならなんとか大丈夫みたいです』 時間を確認。 「7時54分じゃねーーーーかっ!!」 慌てて食堂に下りていき、朝食をいただきました。 せっかくなのでおかわり2杯♪
さてさて、いよいよ試合です。 今年の女子部は4校の参加でした。(木更津、長野、茨城、東京) だから1回戦目勝てば決勝戦になるの。 1回戦目の相手は長野高専。 長野は今大会初めての参加だったので、どんなチームかわからなかったのですが、いずれにせよやるべきことをきちんとやろうと話をしました。 相手の人数が5人しかいなかったので、とりあえずウチはマンツーマンでスタート。 でも、なかなかリズムがつかめなかったので2クオーター目からゾーンディフェンスに切り替えてみました。カットからの速攻などが続き、徐々に点差を離していきました。 しかし、上からのスリーポイントが続いてしまったので、急遽やったことのない3-2のディフェンスをしてみました。 最後のクオーターでは、相手の4番が負傷した上に5ファールでの退場となってしまい、5対4という状況の中、試合が続きました。 結果は61-32。 圧勝し、決勝戦へ…
次の日の決勝戦は、私が館山で大会があったためベンチにはつけませんでした。 大事な決勝戦なのに、ベンチにつけなくてゴメンね… その日の朝、メンバーにメールをしました。
『場所は違うけど、私も頑張るからみんなも頑張ってよ!』
私も高専の子たちを励みに試合頑張りました。 お昼過ぎにメールをしてみました。 そうしたら52-48で負けてしまったとのこと…
『4点差か…。でも頑張ったんだな』って思えました。 場面が想像できる。 高専の子たちからメールが入りました。
エリカ:「48対52で負けちゃいました。来年こそは絶対全国行くんで今後ともご指導のほどよろしくお願いします。」
タカヤマ:「すいません、負けちゃいました!でもすごい良い試合だったと思うんですっきりしています。私、5年間バスケやれて楽しかったです。」
5年生にとっては最後の高専大会… でも完全燃焼ができて、なおかつ楽しかったと言ってくれたことが本当に嬉しかった。 高校生のレベルとしてはまだまだかもしれないけど、バスケが大好きな子達が集まり、自分なりに一所懸命やろうというひたむきな姿が好きで私はコーチを続けています。 ガツガツなバスケではなくて、純粋に好きでやっている姿を見ると、たまに忘れかけてたものを思い出させてくれるんですよね。 ありがとう。
みんなお疲れさま! 来年は絶対全国行こうね!!
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