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2005/01/17(月) THE 達成感
午後。
ふと窓の外を見ると、天気は快晴。
とってもいいポカポカ陽気だった。

あ、布団を干してみようか。

ベッドの敷布団や掛け布団は、叔母からの借り物で、いつも叔母が干してくれていたりした。
今日は自分で干して、フカフカ太陽の香りで眠ろう。

そう決めた私、えっちらおっちら、枕や布団を抱え、ベランダへ。
重たさに四苦八苦しながら、散々ホコリまみれのカベにぶつけ、地面にこすり、布団どもをかける。

やった。干してやったわ。( ̄∀ ̄;)ゼェゼェ

その時風が吹いた。
フワ〜リと布団が舞い上がり、地面へ落下。
そうだ。布団干しバサミが要るのだ。

ああ、布団バサミがこんなにも重要な位置を占めているものだと気付かなかった人生を、悔やむばかりである。
隣の家、きちんと固定され風に揺れている、あの布団が憎い。憎いわ。

そして部屋中探し回り、私が布団バサミを発見した頃には、すでに夕日になっていた。
夕日に向かい、意地でも布団干し完成。
私は思いつきの重労働を終え、満足感に浸った。


そして、夜も更け、すっかり布団の存在など忘れ去った頃。
布団バサミと一緒に地面に転がった布団達は、叔母によって発見される事になる。
ホコリまみれで。


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