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2005/01/18(火)
ムーチー小話
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昨日の画像は、ジブリの森美術館で雨の中撮った、天空の城ラピュタに出てくるナントカです。 えと、何だっけ。
今日、沖縄の叔父からムーチーが届きました! ムーチー(鬼餅)とは、旧暦の12月8日に沖縄で作られるお餅で、月桃の葉に包んで食べます。
厄払いや健康を祈願する意味とかがあるらしいのですが、特に深く考えず、毎年食べてました(笑) 各家庭によっても違うと思いますが、市場では大体、甘い餅(黒糖味が主)と味のついてない餅で紐の色を変えて売られています。
で、ネットで見てたら、昔聞いたムーチーの始まりを思い出したので紹介。
昔、首里の金城に兄と妹が住んでいました。兄は大里に移ってから、人を食う鬼となりました。
兄が首里を尋ねてきたとき、妹は鬼を退治するために、普通の餅と鉄でできた餅を用意しました。兄には鉄の餅を出し、自分はわざと着物の裾を広げ、普通の餅を食べました。
鉄の餅が硬くて食べられず困った兄は、妹に「お前はその餅が食べれるのか」と聞きました。妹は裾をめくり「上の口は餅を食べるため、下の口は鬼を食べるためのものよ。」と答えると、兄は驚いて逃げようと、崖から落ちて死んでしまいました。
という、ちょっと下ネタ伝説でした(笑) 小学生の頃、教科書に載ってたような気がする・・( ̄ω ̄;) けど気のせい?
確か絵本にもなってたし。しかも何故か納得してたよオイ。
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![](/user/flangia/img/2005_1/18.jpg) |
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