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2004/07/25(日)
小さな アコーデオン
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小さな アコーデオン
昔むかし 少し昔かな 音を忘れてきた
一人の少女が
いました。 少女は、いつも 自分を見つめ
愉しいはずなのに
どこか 寂しく ・・・・少し 何時も 考えてしまう 自分がそこに あることを 感じていたのです。 そうなのです。
彼女は、 音を忘れていることに まだ 気がついていなかったのです。 そんな時 少女は、 小さな 泉で 人に 踏まれた 小さな お花に 出会ったのです。 少女は、その 可哀想な小さな お花を 持ち帰り お家で 何時も 生き返らせるために お花に 歌をうたったのです。 ある時 小鳥の声で 少女は、朝めざめたら どうでしょう あの 小さな お花は、
それは、 それは 小さな アコーデオンに 変わっていたのです。 びっくりしました。でも 彼女は、あの お花のことが 心配で 少し 不安げに その アコーデオンを 弾いてみると
音の中から あの 可愛い お花が いっぱい 空に 舞ったのです。 それから 少女は、思い出したのです。
忘れてきた『音』が もどってきたのです。 少女は、村じゅうで アコーデオンを弾き歌い 見てる間に 村は、お花畑 これからも 彼女は、歌いつづけるでしょう・・・・・・・おしまい
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