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2004/12/02(木) 愛の赤字経営脱出大作戦
 明け方、軽い腹痛で目が覚めて、たまたま持っていた緑の胃薬サ●●ン(試供品)を飲んでみました。すると、身体に合わなかったのか、軽い腹痛は治るどころか、激しい腹痛に!
 昼過ぎまでウンウンうなされながら寝ていて、先ほどようやく起きたところです。なにか食べるものないかな〜と家の中を物色し、たまたま残っていたレトルトのおかゆで昼食。賞味期限が1年前だったのが気になるけど…まあいいか??
 そんなわけで、今日の日記はすっかり病人気分で書いています。

 テレビ東京『ガイアの夜明け』の特集「赤字鉄道を救え」、鉄道の2文字に引かれて見てみました。以前「金儲けで福祉を変えろ」という特集を見た時もなんだかぐったりしたのですが、今回はそれ以上のぐったり度数、見終わったら疲れ切ってしまいました。
 番組は、赤字第3セクター鉄道「埼玉高速鉄道」の再建に乗りこんだ新社長を中心に追っていました。この社長、旅行会社のHIS出身で(HISが厳しいとは聞いていたので、なるほどなあと思ったのですが)、やはり赤字の第3セクター「しなの鉄道」をわずか2年で再建し、「信濃のカルロスゴーン」と呼ばれた人らしいのです。
 しかし、この社長が凄い。信濃を去る時の発言が「見ててください、埼玉で血の雨を降らせますから(笑)」。実際埼玉に来たら、社員の前で「ここまで赤字を垂れ流して、はっきり言ってバカだ!バカは辞めてもらいたい!!」と檄を飛ばす。そして、全社員必死に「いらっしゃいませ〜!!」「ありがとうございました〜!!」「申し訳ございません〜!!」の大合唱。『愛の貧乏脱出大作戦』を見ているような錯覚に陥りました。
 さらに社長の改革は続き、ついに東京メトロから転籍してきた高齢社員を一斉に嘱託に切り替える方針を打ち出す。しかしこれが転籍の現場社員の猛反発を受け、列車が運転できない事態を避けるためにやむなく社長は計画を白紙撤回する。方針転換なのか、社長にインタビューすると、「赤字の責任は経営陣だけでなく、現場にもある」「ついてこれるかこれないかじゃなく、利益をあげられるか、それだけだ」…改革への意欲は変わっていない、といったところで番組は締められていました。

 この番組を見ていると、「改革派の社長と抵抗勢力の鉄道マン」といった構図に見えるけど、でも個人的には鉄道マンを応援したいなあ、という気持ちになってしまいました(鉄道マニアだからだけど)。
 若い社員はそれなりに対応できるだろうけど、何十年も鉄道マンとしてやってきた人たちが、ある日突然、異業種からやってきたトップに「あんたたちの仕事はバイトでもできるよ、もう辞めて下さい」なんて言われたら、そりゃーやり切れないだろうなあ、と思います。でも、これが民間企業の厳しさなのか…。
 鉄道業界と福祉業界、どちらも公益性が重視されて、他業種と比べると収益性に関してはやや甘い面があったという共通点があると思います。しかし、それが許されない時代になってしまった。わかってはいるんだけど…。
 あの社長が来たら、3日で会社辞めちゃいそうだなあ、というのが甘い業界で働いている人間(私のことだけど)の感想でした。


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