|
2006/11/08(水)
誰もいないプロヴァンス
|
|
|
本編を全然更新してなくてすみません。そういう時に限ってひまひま日記は頻繁に更新したりするのですが。
休みだった火曜日、気持ちよい青空に誘われて、一度行ってみたかった「ソレイユの丘」へ行ってきました。横須賀市西部の、海沿いの丘にある公園です。 ぼくが住んでいる街からは公園まで直接行くバス便は無く、乗り換えが必要なのですが、散歩がてら乗り換えのバス停からぶらぶらと歩いていくことにしました。 そして、例によって道に迷ってしまった。高台のキャベツ畑を貫く大きな道路を、向かっている方向が正しいのかどうかもわからず歩き続けます。海の向こうにうっすらと富士山が見えて景色は素晴らしいのですが、強風が吹き荒れ、畑の砂がびしびしと身体にぶつかって来ます。前にまっすぐ進むのもつらい状態です。 向こうからソレイユ発のバスがやってきました。どうやら進む方向は間違ってないみたい。気を取り直して歩き続け、やっとのことで目指すソレイユの丘に到着。広い駐車場が全くのガラガラでした。 園内に入ると、写真を見ていただければわかると思いますが、南仏プロヴァンス地方をイメージしたという街並みが、悲しいぐらいに閑散としています。オープン当初は「ソレイユ渋滞」が起こるぐらいの盛況だったと言うのに。 まあ考えてみれば、こんな強風の時にやって来るもの好きはいないという事ですよね。。。海洋深層水風呂に入って(塩分が傷にしみる…)、カレーを食べて帰ってきました。
話は変わって。またも『僕の歩く道』について。不覚にも第3話は見逃してしまって、先日見たのは第5話。テレビを見ながら泣いてしまいました。いい歳して。 幼なじみの女の子の結婚を前に、「ぼくも結婚するの?」と母親に問いかける自閉症の主人公。一瞬言葉を失う母。そして、「できることを一生懸命やればいいのよ」とそっと肩に手をかける。母親の切なさと優しさが、痛いほど伝わってきました。 ラストシーン、幼なじみの結婚式。涙する彼女に、「ぼくが代わりに笑ってあげる」と微笑む主人公。 これは、「そんな事言わないだろ」とツッコミもありそうなシーンです。でも、それまでのリアリティの積み重ねが、このシーンを素直に受け入れられるようにしている気がしました。いいドラマだと思います。
|
|
|
|