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2006/03/04(土)
人のうっかり見てわがうっかり…
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長くなってしまったので、第二部。横浜で、ある契約をしてきました(何の契約かは、おいおいと…)。契約と言っても、仕事関係ではありません。と言うか、日頃契約らしきものに関わる仕事などほとんどしてませんが。 契約というのは本来対等な関係でやるものなんでしょうが、こういうものに慣れてない身としては、どうにも分がわるい。契約させていただきますー、とついつい下手(?)に出てしまう。 受付の男性は、メガネをかけたおとなしそうな人。女性のような手をした薬指に、指輪が光っていました(←近所のおばちゃんのような観察をしてますが…)。こういう、何件契約をとりました!的なハードな仕事には合わないんじゃないかなあ、と思ってしまう。大きなお世話ですが。
そんなこんなで無事契約を済まし、地下街を歩いていると、携帯がブルブル鳴った。 「あの…(ゼイゼイ)、追いかけたのですが…(ハアハア)、見失ってしまって……(フウフウ)」 先ほどのメガネの店員さんからでした。控えの契約書と、会社での保管用のものとを、逆に渡してしまった、とのこと。交換しに店まで戻る事になったのですが、なぜか腹が立つどころか、なんだか愉快な気分になってしまいました。息が切れるほど必死に追いかけるなんて、NHKの朝ドラ並みのベタさ。 人の失敗を喜ぶ、なんていうと性格が悪い人みたいですが(実際悪いのか??)。うっかり失敗、というのは社会人としては本来失格なのでしょうが、でもぼくは、カタい空気が続いたあとのちょっとしたうっかりは、ほっと気持ちが緩んで好きなのです。 などと言いつつ、自分の過去のうっかりの正当化をしてるだけだったりして。
<おまけ> 帰りの相鉄の快速車内。目の前の座席には老夫婦が座っている。 妻「あなた、マフラーして、寒いの?」 夫「これから横浜のチベットに入るからな。山岳地帯に突入だ」 ふざけて言ってるなら笑えるが、なんか真顔でボソボソッ(-A-)と話していて、微妙にイラつく。
車掌「まもなく鶴ヶ峰でございます」 妻「あら、星川しか止まらなかったんじゃないの? これ急行じゃないわよね?」 夫「運転士が止まり忘れたんだろ(-A-)ボソッ」 妻「あら、そんな事したら、大騒ぎになっちゃうわよ(笑)」 夫「いや、よくあるんだ。謝りもしねえんだ(-A-)ボソッ」
・・・・・・そんな訳ないだろ!! 言いたかったけど、黙っておきました。(終)
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