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2006/06/27(火)
山を笑うものは山に泣く
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今住んでいる家から歩いて30分ほどのところに、しょうぶ園があります。しょうぶ界(そんなのあるのか)ではそこそこ有名な所なのだそうです。そんなわけで、久しぶりの梅雨の晴れ間だった先日、ノコノコと行ってまいりました。 着いてみてびっくり、平日だというのに大混雑。駐車場は満車、順番待ちをしている車もあります。300円の入園券を買って中に入ると、老若男女…というか圧倒的に老老男女ばかりなのですが、散策や写真撮影を楽しむたくさんの人たちであふれていました。 ひまひま管理人は植物については全く詳しくないのですが、しょうぶの品種の多さには驚きました。産地も、江戸産、肥後産、そしてアメリカ産とさまざま。
あまりのんびりする雰囲気でもなかったのでそそくさとしょうぶ園を後にすると、「大楠山→」の標識が。三浦半島最高峰の大楠山。一度登ってみたいと思っていたので、誘われるようにフラフラと矢印の方向へ進んでいきました。 途中までは舗装された快適な道。これなら楽勝…と思っていたのも束の間、横横道路をくぐったあたりから本格的な山道に突入です。きのうまで降っていた雨のせいで、足元も最悪。三浦半島最高峰を、大池公園程度に甘く見ていました。許してください…(泣)。
そんなこんなで、やっとの事で頂上に到着。ちなみに頂上にいたのは私のほかに、やはり一人で登ってきた中年の男性2名。老夫婦が管理している古びた小さいレストハウスがあり(どこから上ってきたの??)、真横にはやはり時代物と思われる展望塔が立っていました。 上ってみると、東京湾から相模湾まで、360度を一望。この日は薄曇りで見えませんでしたが、天気が良ければ富士山やランドマークタワーも見えるはず。しかし、なんだか展望塔自体が心もとなくて、足元がすくむ。朝見た、「今朝未明、関東地方で震度3」のニュースを思い出し(寝ていて気がつかなかったのですが)、いま大地震が起こったらどうなるだろう…と考えると、汗びっしょりの身体が急に冷えていきました。
下り道は、上り以上の悪路。足首まで浸かるぬかるみや、ところどころ露出したつるつるの赤土に、山を下りる頃には一人たけし城状態のドロドロ姿(大げさです)となってしまったのでした。山を甘く見てはいけないと実感しました。 それでは、今月のひまひま日記はこのへんで。また来月。
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