|
2007/10/26(金)
勝手なご縁で
|
|
|
両親が、とんねるずの『食わず嫌い』を見てけらけらと笑っております。どうも歳をとると笑いの沸点が低くなるみたい。嘆かわしいことです。などと、自分の笑いの感覚がいかにも高いような物言いをして、全くそんな事は無いのでありますが。 で、その食わず嫌いで宮沢りえと対戦していた役者さん。母曰く、二俣川出身だということ。なんでも、以前プールに通っていた時に、この人のお母さんと話したことがあるらしい。生活は苦しいけど(今はどうだかわかりませんが)、演じる仕事がとても好きな息子さんだと話していたそうでした。 この役者さん、以前NHKのドラマで自閉症者役を演じて高い評価を得たのですが、このドラマの監修・演技指導に、ぼくが以前アルバイトで勤めていた法人のトップが関わったそうです。さらに、現在うちの父を見ていただいている訪問リハビリの先生がこの人と同じ高校出身で、そしてさらに私は同じ大学出身(←我がすっから母さん情報なので、当てになりませんが)…と、どうもいろいろとご縁があるみたい。向こうにしてみれば、会った事も何も無いわけで、縁もゆかりもあったもんじゃないでしょうけど。 テレビで見るととても地味な方で、「マネージャーと間違えられる」と自らネタにしてました。そんなわけで、これからちょっと注目したい役者さんであります。
さて。毎度しつこいですが『ちりとてちん』。すっかりはまってしまいました。ベタとシュール、ドタバタと切なさの使い分けが絶妙。 何より、出てくる人たちがみんなどこかダメな人たちで、そのダメさを持て余してもがいている…。この脚本家のダメな人に対しての眼差し、ダメ人間観(何だそりゃ)に確かな物を感じて、半年間このドラマについて行こう、と思ったのでした。 このあたり、過去の好きな朝ドラ(『まんてん』『ファイト』など)に共通するものがあるような気がします。自分がダメだから共感してしまうのかも知れませんが…。
|
|
|