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2008/01/13(日)
おいらは大河ドラマー
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激しくネタ不足のため、今回もテレビネタです。すみません。今回は大河ドラマについて。NHKの回し者みたいだなあ。
前年の『風林火山』。放送を見ているうちにふと思い出して本棚を探してみました。中学生の頃買った、井上靖の文庫本。買ったはいいけど、読んだ記憶がありません。ずっと本棚の隅で眠ってたみたい。 ご存知のように、井上靖の原作は短編です。改めて読んでみると、淡々と物語が進んでいく印象。 ネット上では、今回の大河ドラマに対し「由布姫ウゼー、合戦をもっと見せろ」の感想がけっこう多かったみたいですが、原作を読むと主題は勘助と由布姫の物語です。由布姫ウゼーでは、原作を否定することになってしまう…。でも事実、脚本家のオリジナルストーリーである序盤こそが、評判が良かったみたい。個人的には中盤あたりからよく見るようになったので、見ておけばよかったなあと思います。 淡々とした原作ですが、川中島で勘助が散るまでの盛り上げ方はさすが。この点、大河ドラマの川中島は間延びしていてがっかりしました。わざわざ2週に分けなくても良かったのに…。途中で「いつになったら死ぬんだろう」などと思ってしまいました(すみません)。
さて、今年の『篤姫』。初回・第2回と見てみました。序盤の、人物紹介と時代背景説明をひたすらナレーションで済ませる展開に不安が募りましたが、宮崎あおい演じる篤姫が出てきてから、テンポも良くなってそこそこ面白くなってきました(『純情きらり』よりずっと好印象!)。前評判があまり良くなかった分、意外と楽しめそうです。まあ、正統派大河ファンには、軽すぎるとか、当時の女性はこんなんじゃないとか、いろいろ不満はあるでしょうが…。 脚本は朝ドラ『さくら』を書いていた人とのこと。そう言えば、さくらも最初のうちはそこそこ面白かったなあ…。まだまだ安心はできませんが、この調子でいってほしいです。
そんなわけで。二俣川のネタもそろそろ書かないとならないなあ。と言いつつ、今日はこれで。
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