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2008/10/14(火)
幸せFM、大矢監督、そして緒方拳さん
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美容室というものに縁が無い私は、カットはいつも千円カット。丸椅子の上に無造作に置かれたごく普通のラジカセが、安さを演出しています。 店内に流れるFMヨコハマ。なぜFMで読まれるメールやFAXって、夫に感謝していますとか、息子を愛していますとか、彼氏とラブラブですとか、みんな幸せいっぱい胸いっぱいなんだろう(特にFヨコの平日はそれが顕著)。DJも「ああーわかるわかるー」なんて同調したりして。そんなの公共の電波に乗せないで、身近な友人同士で話してもらいたいのですが。 これがAMだったら、アナウンサーが「はいはい、よかったですね」なんてあっさり流してくれるのに。と言うかリスナーも、妻に浮気がバレましたとか、彼氏にフタマタかけられましたとか、自分で落としてくれるのに。
・・・などと書いていて、要約すると「他人の幸せが嫌いで不幸が好き」というだけの事に気づき、イヤになってきたのでこのへんにします。 最近の話題で印象に残ったのは、『大矢監督、岡田辞任聞いていた』のニュース。「(岡田監督が)辞めると聞いていたよ、いろいろ大変だったみたいだよ」と、大矢監督が記者に話したとのこと。 当然ネット上では「お前はどうなんだ」「お前が辞めろ」などとの書き込みが。個人攻撃は嫌いだけど、これは突っ込んでくださいと言わんばかりのコメントだもんなあ。ある意味ボケ名人、前フリ名人??
そして緒方拳さんの死去。映画やドラマをあまり見ない管理人は演技云々はあまりコメントできないのですが、去年の大河ドラマ『風林火山』では、アクの強い共演陣&演出の中で、明らかに浮いている感じがしたのでした。ベテランらしい抑えた演技なのかとも思ったのですが、今思えばすでに体力的に厳しかったのかも知れません。 先日、追悼企画として放送されたドラマ『帽子』を見ました。風林火山から半年、すっかり痩せてしまった姿に驚きました。そして、老いた帽子職人の役に驚くほど溶け込んでいました。まさに命を削って演じていたのだろうと思います。時折、役の中で見せる「ニコッ」という笑顔がとても印象的でした。
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