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2008/02/02(土)
若草色の電車物語
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ランドマークプラザで「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」というイベントが開催されていると知り、行ってきました。超がつくほど不器用人間の私は、鉄道には興味あれども模型はさっぱりなのですが、今回、相鉄6000系の模型が会場で発売されるということで、ちょっと興味があったのです。もはや懐かしい対象となってしまった若草色の電車。立派なレイアウトを組むことはできませんが、部屋に飾っておくだけでもいいでしょう。
そんなわけで、横須賀方面から乗ってきた京急を日ノ出町駅で降り、桜木町方面へ。久しぶりに歩いた通りの街並は、雰囲気はあまり変わってないものの、いくつか入れ替わっている店舗もありました。チェーンやフランチャイズの店が増えているのは、どこも同じか。かつて時々立ち寄っていた中華屋でラーメンの昼食。野毛は東横線廃止後、ますます寂れてしまったと聞きましたが、店にはそこそこお客さんも入っていて、安心しました。
ランドマークに到着。会場に入ると、すごい人! 鉄道会社や模型会社が出しているブースに人が集まっています。いかにもマニア、といった風情の人も多いですが(自分もだけど)、驚いたのは女性客が意外と多いこと。カップルや夫婦、家族連れはもちろん、女の子同士も見かけました。しかも、無理矢理連れてこられて興味ありません、といった感じではなく、けっこう熱心に商品を選んでいたりして。 「鉄子」なんて作られたブームでバカバカしい、などと思っていましたが、確かにじわじわと男のマイナー趣味では無くなってきているのかな、と思いました。まあ、まだまだ道のりは長いでしょうが。
さて、肝心の6000系模型ですが、何と売り切れでした。グレーと紺色の丸っこい5000系電車はまだたくさん残っていたのですが、生まれる前年に既に廃車になっていますし、子どもの頃慣れ親しんでいた6000系のような思い入れはありません。売り切れは、同じように愛着を持っていた人が多かったからかも知れません。 相鉄が6000系全盛で、最新型がこれまた地味なアルミ車7000系だった頃、小田急や東急には斬新なデザインの8000形、8090系、そして京急には快速特急用の2000形と新型車両が次々登場し、うらやましいなあーと指をくわえていた小学生時代を思い出します。 なんだか昔話ばかりになった上に、何がなんだかの内容になってきたので、このへんで。
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