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2008/04/05(土) お兄ちゃんとロマンスカー
 小田急の地下鉄直通用新型ロマンスカー「MSE」に、用も無いのに乗りに行きました。折角なので、中山から日吉まで市営地下鉄の新路線「グリーンライン」に乗って、さらに大井町線に登場した急行電車にも乗って、そして北千住からMSEに…と、新列車乗りつぶし計画を立てました。ひまひまな事山の如しなのです。

 そんなわけで、いろいろ乗り継いで東京メトロ北千住駅へ。何の変哲も無い、手狭で暗い地下駅ですが、MSEの到着を多くの人たちが今か今かと待ち構えています。
 そして、独特の音楽をトンネルに響かせながら、青く光るロマンスカーがやって来ました。携帯カメラのシャッター音の嵐の中、ホームにすべりこみます。
 車内に入ると、3年前に登場したVSE同様(2005年3月の日記参照)広々したドーム型の天井、そして木目調の落ち着いた内装。好き嫌いはあるかも知れませんが、やっぱり他社の特急列車からは一歩抜きん出ているなあと感じます。
 本数の多い地下鉄ということで、ゆっくり停車している暇はありません。乗車が済むと、すぐさま発車。追い抜きもできないので、特急とは思えない低速度で走ります。通過駅もしずしずと通過。ホームの乗客がみな注目の視線を向けているのがわかります。
 この日は土曜日ということでそこそこの乗車率でしたが、若干の空席もあり、VSE登場の時ほどの賑わいはありませんでした。しかも、会話を聞いていると、乗客の大半はマニアおよびその家族であることがわかります。これから一般の乗客にも浸透して定着するか…真価を問われるのはこれからかも知れません。

 代々木上原から小田急線に入り、いよいよ地上へ。これで目の覚めるような走りを…と思いきや、さらにトロトロ運転になってしまいました。ロマンスカーは速度を競う乗り物では無いのかも。
 車内では、年の離れたお兄さんと男の子(親戚かな)が、鉄道トークを繰り広げていました。「あの車両は、6000系の最終編成で…」と、ひたすらマニアックに説明し続けるお兄さんと、その説明にきっちりついて行っている頭の良さそうな男の子。乗るだけおばかマニアの私はついて行くことができませんでした。
 このお兄さん、単なるマニアかと思いきや、「2年後には試験を受けて駅員から車掌になるんだよ」と。まさに趣味を仕事にしているわけです。自分はこんなに仕事に関して熱く語れるか、と振り返るとちょっと考えこんでしまいます。
 「お兄さんとロマンスカーに乗れて良かった」と男の子。お兄さんはその台詞に気づかなかったのか、気づかないふりなのか、それには応えずに鉄道トークを続けていたのでした。

 町田に到着。列車は箱根湯本行きですが、今日はここで下車します。写真を撮ろうと最後尾へ向かいましたが…大勢の子ども、そしてその親がどどどと殺到し、携帯で大撮影大会が繰り広げられてしまいました。携帯カメラが普及してからというもの、こういう光景が日常化しています。もちろん、さっきのマニアック兄弟も参戦。
 わずかな停車時間を終え、MSEは発車してしまいました。結局、まともな写真は撮れずじまい。またの機会に乗ろうと思います。


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