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2008/09/24(水) 走る走るパノラマカー
<前回のあらすじ>名古屋へ研修に出かけたひまひま管理人。肝心の研修もそこそこに、翌日に乗るパノラマカーを楽しみにしていたのでした。

 翌日は雨。天気予報では、週末にも台風が接近すると伝えています。研修期間の二日間は晴れてたのに。遊んでばかりいないで働けという天のお告げでしょうか。
 7時前にホテルを出て、名鉄の金山駅へ。お目当てのパノラマカーは、定刻より3分ほど遅れて入線してきました。独特の、ぎょろっとした目玉に丸っこいフォルム。真っ赤な車体色。金魚のような、一度見たら忘れられない外観です。(今回は写真が撮れなかったので、以前撮ったものを下に載せました)
 車内に乗り込むと、通勤通学客でかなりの混雑。2つドアのクロスシートでは、ラッシュ時にはいかにも辛そうです。
 次の名鉄名古屋駅で大量に下車。降車用ホームに押し出されます。と同時に反対の乗車ホーム側の扉が開き、あっという間に再び満席になってしまいました。何回か利用しましたが、この駅の人の流れにはなかなか慣れることができません。仕方なく、展望席後ろのドア脇に立ちながら、前方を眺めることにしました。
 ロックでまいりますで有名な(?)布袋でまとまった下車があり、やっと展望席に座れました。最近の固い座席とは一線を画す、柔らかい扁平な座席。電車はチンチンというベルを鳴らし、いかにも昭和の電車ですといううなりを上げて加速していきます。安定した乗り心地に、このまま2時間ぐらい乗り続けたいとも思いましたが、あっという間に目的地の犬山に着いてしまいました。
(調子に乗って、動画をアップしてしまいましたので、どうぞhttp://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=200809194Ff2W02M

 犬山城などを見学した後、JRの高山線に乗って高山へ。曇天ながら雨は降っていませんでした。ここからバスに乗って、世界遺産にもなった白川郷へと向かいます。一度行ってみたいと思いつつ、なかなか行けなかったのです。
 高山を出たバスはすぐ高速道路に入り、長大なトンネルだらけのまっすぐな道をひたすら走ります。白川郷というと山々に囲まれた辺境の地というイメージがありましたが、そんな所へ向かう感慨は全くありません。
 わずか1時間足らずで白川郷に到着し、そのイメージはさらに覆されました。大きな駐車場にマイカーや観光バスがずらりと並び、大勢の観光客がわいわい言いながら闊歩しています。ツアー客らしき中年団体に、大学生ぐらいのグループにカップルたち、外国人の姿も多く見かけました。観光地化しているとは聞いてはいましたが、なんだかむしろ、昔の日本家屋を再現したテーマパークにでもやって来たような錯覚を覚えました。世界遺産登録って何なんだろうな、こうしてテーマパーク化していくことなのかな…と思ったりしました。
 予約した帰りのバスが夕方6時前に発車とかなり遅かったので、時間まで何度も町をぶらぶらしました。夕方も5時過ぎになると、商店もほとんど閉まってしまい、裏通りなどは昼間の喧騒が嘘のような静けさになっていました。昼間は見当たらなかった地元の人たちが通りに出てきて、近所同士でおしゃべりしたり、おばあちゃんとお母さんが孫と一緒に遊んだりしていました。テーマパークではない、生活の場である白川郷を少しだけ見たような気がしました。


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