|
2009/03/19(木)
東京あやしいお店図鑑
|
|
|
先日、仕事で研修があり代々木まで行ってきました。なんか東京に出るたびに日記の話題にしているので、毎日東京方面へ通勤している人から見ればアホかっちゅー話かと思いますが、ひまひま管理人にとっては一大イベントということで、ご容赦ください。 当日は朝のラッシュを避け、早い時間の始発快特に乗ることに。駅に着くと、すでに遠距離通勤の人たちが列をなして待ち構えています。折り返しの列車が到着し、座席がバタンと自動で一斉に向きを替え(これが壮観)、ドアが開くとわさわさと乗車。窓際の席を確保し、これでひとまず品川まではゆったり移動できます。 隣の席に座ったのは、今風のスーツをぴっちり着こなした若い男性サラリーマン。几帳面なのか、脱いだ上着を手早くきれいに折りたたみ、きっちり縦半分に折られた日経新聞を読み、時折お茶のペットボトルに入れた(恐らく自宅で入れてきた)コーヒーを飲み、そして小さなノートに細かい字で、びっちりと英文のようなメモをとっていました(←あ、覗き込んだわけじゃなくて窓に映っていたのを見たのですよ…って十分覗いてますか)。どんな仕事をしているんだろう。自分の解読不能殴り書きノートなどとても見せられません。 ただこの方、朝早くてさすがに眠いのか、たびたび緊張感の無いあくびを連発していました。ここはキャラクター一貫性のためにも、几帳面なあくびをしていただきたい(←どんなだ)。
そんなこんなで品川到着。ここから普通に山手線で向かえばいいのですが、時間があったので例によって浅草線→大江戸線というひまひまルートを選択。大門の駅で下車して、ちょっと朝食を…と思いきや、喫茶店が見当たらない。時代がかった地下街の片隅で1軒だけモーニングをやっている店を見つけ、入ってみました。夜はイタリアンの店になるみたい。厨房に人気は無く、声を掛けるとメガネの女性店員さんが怪訝そうな感じで出てきました。客はまばらで、いかにも常連のサラリーマンだけが来ているような、独特な雰囲気の店でした。 大門からの大江戸線は、座れるほどの乗車率。朝のラッシュ時の新宿方面行なのに、と驚きましたが、よくよく観察して見ると大江戸線のラッシュは練馬方面から南へ向かう流れのようで、新宿行はラッシュと逆方向なのです。
研修の内容はつまらないので省略して(ダメだこりゃー)、昼休み。代々木の町も意外と食べる所が見当たらない。古びた小さなレストランを見つけて入ってみると、ここもまた独特の雰囲気。店のおばさんにまたまた怪訝そうな顔をされてしまいました。2人用の席に座ろうとすると「お一人様はこっちで」と、壁に向かった隅っこの小さな1人席に案内されました。目の前は壁、テーブルとの隙間には、使わなくなった古い炊飯釜がどすんと置かれています。小学生の頃、担任の先生がこんな感じのお仕置きをしていたのを思い出して、なんだか情けない気分になってきました。 出てきたランチは、少食のひまひま管理人には昼間からこたえるボリューム。食欲旺盛な予備校の学生あたりがターゲットなのでしょうか。頑張って食べていると、先客の男性(この人は何故か二人席に案内されていた)が食べ終わって店を出て行きました。その食器を見て、店のおばさんが一言、「まあ、こんなにきれいに食べているよ(笑)」。 完食は断念して、ちょっとだけ残して店を出てきました。
東京はお洒落な店がいっぱい、というイメージがありますが、どうもあやしい店もいっぱいあるぞ(変な意味じゃないですよ)、と感じた一日でした。管理人がそんな店を選んで入っているだけなのですが。 数日前は、相鉄横浜駅の星のうどん(拡張して広くなりましたね)の横に出来た喫茶店に入りました。日曜の朝だったこともあって空いていて、店内はさっぱりしていて清潔、値段も安いです。ここはあやしい店ではありませんでした。横浜駅は意外と落ち着ける店が無いので、穴場かも知れません。
|
|
|